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くらしの漢方 | 
    
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 健康を目指している方に、学会等で報告された情報をお伝えいたします。わかりやすくお話しようと思っておりますので、みなさんの健康情報の一つとして活用していただければ幸いです。                                              (バックナンバー) | 
           
        
       
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◇◇ 漢方薬全◇ 漢方 
      
 
            網膜の中心部は黄斑部と言われ、その黄斑部が加齢にともなって色々な異常をきたした状態を、加齢黄斑変性症と言います。 
            欧米では、失明原因の第一位で、日本でも増加中であるが、その認知度はまだ低いようです。 
            素因や紫外線、食事などの関与も疑われていますが、詳しい原因はわかっていません。 
            一説には、黄斑部に本来は不要な新しい血管が生じて、そこでにじみ出た血液や脂質の影響で炎症変性が起き、視野のまん中が暗く、ゆがんで見え悪化すると失明に至ります。 
            加齢にともなって起きる病気ですので高齢者に多く、特に60歳以上に多くみられます。また男性に多く、男性は女性の約3倍の頻度でみられます。約20%には両眼性に発症します。喫煙者に多いことが報告されています。 
            欧米人の眼が日本人の眼に比べ、光刺激(眼の老化を促進する原因)に弱いことから欧米人に多かったのですが、最近では、日本でも発症数が増加しており、その原因は日本人の平均寿命の延長と言われています。 
            また、生活様式が欧米化したこと(主に食生活)や、TVやパソコンの普及により眼に光刺激を受ける機会が非常に多くなったことも原因のひとつと考えられていま 
            自覚症状としては、網膜の中心部が傷害されますので、まず視野の真ん中すなわち最も見ようとするところが見えにくくなります。最初は物のゆがみとして自覚されるかもしれません。また急に視力が低下する場合も多くみられます。 
            予防や治療に、トウモロコシや緑黄色野菜に含まれる「ルテイン」という色素が有効である可能性があるとの実験報告がありました。 
            ルテインは体内で合成できず、食べて補給するしかありません。 
            発病予防のためにサプリメントを摂取するのが有効だという報告があります。 
            ルテイン・ゼアキサンチンは、人の目に存在する重要なカロチノイドで、特に黄斑部に多く蓄積され、加齢黄斑変性症を改善します。ビルベリー中のアントシアニンも各種目のトラブルに有名です。 
             
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