The Undergrown Links
「紳士淑女でなければ 為し得ない」
ゴルフ
《INDEX   − ゴルフの本質と精神。「ゴルフ規則」より抜粋) −
  数あるスポーツの中で、ゴルフ競技の大きな特徴のひとつは、 審判員がほとんど立ち会わないということである。 それは、ゴルフそのものが「ゴルファーはみな誠実であり、 故意に不正をおかす者はいない」という基本的考え方のもとに 育まれてきたこと、またフェアープレーを重んじるスポーツである ゴルフでは、規則にも明示のないような不測の事態が生じたときは、 公正の理念に従って解決してきたこと、そういった歴史的風土があったからこそ 可能なのである。 もちろん、ゴルフの規則の中にも罰則の定めはあるが、これはどれも、 善意の過失によってその処置を誤ったプレーヤーに対して、 競技全体の公平をはかる観点から規定されたものである。 このため、ゴルファーの1人ひとりがゴルフ規則に精通して、自主的に順守することが大切である。

 上に記したのは、R&A、USGA、JGAを問わず、ゴルフ規則の冒頭に記されている 一文である。周知の通り、ゴルフ規則「第1章」は「エチケット」で始まる。
 R&A歴代ルール委員長の一人も、次のような言葉を残しているという。
− マナーズは発祥のときからルールに優先する道徳至上命令であって、 もしこれがなかったら、ゴルフは今日のような世界的に偉大なゲームとは ならなかったであろう.... −

 ゴルフバッグの中に、忘れず入れておきたいもの。 ゴルフ規則一冊、そして先人の教え。。

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