The Undergrown Links
The Undergrowth

《INDEX

『ゴルフ規則』
(1750年当時)
現在のルールの基


 第1条) ティーは、グリーン上のホールから1クラブ以内に定めなければならない。

 第2条) ティーは地上に求め、砂などを盛り上げてボールを置く場所をつくってはならない。

 第3条) ティーから打ったボールは最後まで取り替えてはならない。

 第4条) 石や動物の骨、その他クラブを壊すものを取り除いてボールを打ってはならない。ただし、それがフェアグリーン上の、自分のボールより1クラブの長さ以内にあるときを除く。

 第5条) ボールが水または溝の中に入った場合は、拾い上げて、そのハザードより最低6ヤード後方に投げて、どんなクラブでも打つことができる。ただし、相手に1ストローク譲らなければならない。

 第6条) 打ったボールが他者のボールと接触していたら、後ろのボールを打つまで、前のボールは拾い上げなければならない。

 第7条) ホールに入れるときは、ホールに向かってまっすぐに打ち、自分のライン上でないところにある相手のボールを狙ってはならない。

 第8条) ボールがなくなったときは、最後に打った地点にもどって、別のボールをドロップして打ち直すことができる。ただし、相手に1ストロークを払わなければならない。

 第9条) ホールに入れるときに、ホールのラインにしるしをしてはならない。

 第10条) ボールが人、馬、犬、あるいはその他のものに当たって止まった場合、止まったところから打たなければならない。

 第11条) ボールを打つ目的でクラブを打ち下ろしたときにクラブが壊れたら、1ストロークと数えなければならない。

 第12条) ホールより最も遠いボールのプレーヤーが、先にプレーしなければならない。

 第13条) リンクスの保管のためにつくられた壕、溝や堀などは、ハザードとみなさない。ボールは取り出してプレースした後、アイアンクラブでプレーすることもできる 。


『ゴルフ憲章』
(1828年)
現在のエチケットの基

ゴルフの健全な発展には、まず成績よりも秩序が優先されるべきである。次の五カ条を遵守のこと。

1. ゴルフは長いクラブを振り回し、硬いボールを飛ばすゲームなので、 練習スウィングやストロークを行う際に、周囲の安全を確かめること。

2. 同伴競技者、または遠方に見えるプレーヤーがアドレスした場合、動くこと、話すこと、相手のボールの近くに立つこと、ボールが飛ぶ方向に立つこと、すぐ背後に立つことはすべきでない。

3. 相手のミスを嘲り笑ってはいけない。自分が重ねてきた多くのミスを考えればそんなことができるはずがない。

4. ボール探しなどでプレーがとどまった場合、すみやかに後続をパスさせること。ゴルフは、他人に迷惑をかけないゲームである。

5. 一片たりともプレーの痕跡を残してはならない。自らコースに与えた損傷の修復も含め、紳士たるもの自然を傷つけることのないようにする心構えが必要である。

オナララブル・カンパニー・オブ・エジンバラ・ゴルファーズ(イギリス最初のゴルフクラブ) キャプテン、ジョン・テーラーによる



















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