The Undergrown Links



《INDEX

紳士の条件 (イングランドの古諺)
 「誠実、慈愛、自由、勇気。これらの4つのうち、 3つ以上を欠いたら紳士と呼べぬ」


紳士の見分け方 (有名なジョーク)
 浴室のドアを開けると、ご婦人がバスを使っている真っ最中。 ハッと思ったが、いささかも動じたようすを見せず、  「EXCUSE ME,MADAME」と丁寧に詫びる …… のは紳士ではない。
紳士ならばそのとき、 「EXCUSE ME, SIR」というはずである。


紳士のドレスコード
 紳士は普通、スーツを2着しか持たない。 1着は葬式等にでるためのフォーマルなもの。 もう1着はロンドンへ出かけるときに着るためのもの。 いずれも仕立の良いもので、 何年もツルツルになるまで着て、 妻に注意されてようやく着るのをあきらめる。  靴は手作りの高級品を一生はき続ける。 靴はいつもよく磨いていること。 紳士は時間に正確である。 ただしワニ皮の金時計などを持つのは最悪で、 ああいうのはヤマ師かペテン師の持つものである。 紳士は天候に関わらずステッキを持って歩く。 山高帽は葬式の時と、クロスカントリー競技の時にだけかぶるモノで、 それ以外のときのかぶっているのはホンモノの紳士ではない。
 − ダグラス・サザランド『イギリス紳士』より −
《top