春



 1    春 2004 平成16年
更新日時:
2004.08.01 Sun.
 
節分や屋台の前の暖かさ
 
水鳥や嘴の先に何を見る
 
長靴で歩く楽しさ冬の道
 
水鳥の流されてまた戻りけり
 
水鳥の足立つほどの流れかな
 
白山を越えて大凧上がりけり
 
大屋根の庇の果てに凍てし月

 2    春 2003 平成15年
更新日時:
2004.07.24 Sat.
 
果てしなきキャッチボールや花の下
 
堤行く人影やさし花の道
 
夜桜や人現れて行きにけり
 
候補者の白いタスキや春の風

 3    春 2002 平成14年
更新日時:
2004.07.31 Sat.
 
遠山に雪残りけり独り行く
 
春風や侠気漂う旅の人
 
言うべきか言わざるべきか春の風
 
つくづくと春の眺めや羅生門
 
判官の鬢に掛かりし花一つ
 
義経や烏帽子を脇に花の宴
 
春風や芝生を渡る鳥の影

 4    春 2001 平成13年
更新日時:
2004.07.25 Sun.
 
春愁や欠伸して見る遠い山
 
鶯の声ばかりなり枝の先
 
春風を斬って小鳥の一文字
 
芝山に沿って春風上りけり
 
耕人の腰を伸ばすや雲一つ
 
ごきごきと日本海の水温む

 5    春 2000 平成12年
更新日時:
2004.08.01 Sun.
 
春風や首長き人に会いにけり
 
小次郎の燕返しや春の風
 
春風につれて廻るか観覧車
 
大阪の城を仰いで植木市
 
春場所や鬢付けの香天王寺


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