∞誕生日プレゼント ∞
12月24日今日は、晴れたいい日だった。
『オスカルの誕生日?』
『こら!オスカル様とお言い!そうだよ。明日はオスカル様の10歳のお誕生日だよ!』
アンドレはそのとき去年のオスカルの誕生日の事を思い出した。
―1年前―
『オスカル様、お誕生日おめでとうございます。』
メイドさん達が祝いの言葉と一緒に新しいシャツをプレゼントした。
『ありがとう。大切にします。』
オスカルは嬉しそうに笑っていた。
『オスカル!誕生日おめでとう!』
『おめでとう、オスカル。』
旦那様はオスカルに新しい剣、奥様は薔薇のブローチをプレゼントした。
『父上、母上。ありがとうございます。』
そう言ってオスカルは旦那様と奥様に向かって敬礼した。
『オスカル様、お誕生日おめでとうございます。』
おばぁちゃんは、大きなケーキをプレゼントしていた。
俺は・・・。
『オスカルさま・・・えっと・・・その、誕生日おめでとう・・・。』
そう言った瞬間オスカルに、
『さまはつけるな!』
って怒られたっけ・・・それからプレゼントの・・・そうだ、巣箱をあげたんだ。
『オスカルの部屋は日当たりが良いから、小鳥がたくさんくるだろう。だから・・・巣箱・・・』
それを、みておばぁちゃんが、
『まったく、この子は・・・もっと気のきいたものを用意できなかったのかい?』
って、おばぁちゃんに怒られたっけ。
『ばぁや。怒らないで。小鳥はほんとにくるんだよ。だから良いんだよ。アンドレありがとう。』
オスカルは喜んでいた。
『そのとおりだ。ばぁや、この巣箱は素晴らしいできだよ。』
って旦那様にほめられたっけ・・・・・。
今年は何をあげようかな?巣箱はもうだめだな。餌・・・・ダメだな。
メイドさんやばぁやは良いプレゼントするんだろうな・・・。
・・・・・そうだ・・・・・
『おばぁちゃん。クッキーの作り方教えて!今すぐに!』
『クッキー?良いけど・・・・。』
―12月25日 オスカルの誕生日―
皆、オスカルに祝いの言葉、プレゼントをしていた。
『お・・・オスカル誕生日おめでとう。これ、プレゼント。』
『ありがとう。アンドレ。』
今年のプレゼントは、昨日生地から焼くそしてラッピングまで全て自分ひとりでした、
オスカルの似顔絵クッキー。少し焦げたけど、オスカルは笑いながら美味しそうに食べてくれた。
12月25日ハッピーバースディ!
Dear オスカル!
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