●「独り言」のスクラップ
2005年
2005/10/17
- 火星と惑星系
10月になって、火星がよく見えます。近年、複数の火星探査機が飛んで、火星表面の様子が詳しくわかってきました。福井プラネタリウム9月の投影では、火星表面のCGや火星から見た星空などを紹介しました。
私は8月が投影担当で、太陽系外の惑星探しの話をさせてもらいました。この10年で、(太陽系の外の)恒星で惑星を持つと思われるものが200以上見つかっています。
多くの科学者は、この宇宙に他の知的生命が存在すると考えていますが、私たち地球人と接触できる可能性は大変少ないのです。もっとも近い隣の恒星まで、光の速度で4年もかかるからです。しかし、他の惑星系を調べることで、私達の太陽系の成り立ちや特殊性を知ることが出来ます。なぜ地球に知的生命が誕生したのか、そして人類の未来を理解することに繋がります。
Return
|