KenYaoの週刊スクラップ



週刊スクラップ(2002年冬版)

新聞などの報道から、生命・宇宙に関する記事の気まぐれスクラップです。


◆2002/3/31版

  • 10万年周期の地球磁場変動
    3月29日、産業技術総合研究所(つくば市)の研究グループは、ニューギニア島沖の海底から採取した230万年分の地層の残留磁場の測定で、10万年周期で変動していることが分り、米科学雑誌サイエンスに発表した。
    磁場の変動は、強さにして平均の30%の巾、方向は3度の巾で変動し、周期はどちらも10万年。地球の公転軌道の変動周期と一致する。(福井新聞3/29)

◆2002/3/3版

  • 火星表面近くの水
    3月1日、米航空宇宙局(NASA)は火星を周回して観測している探査機マーズ・オデッセイのデーターから、火星表面近くの地中に大量の水が氷として存在していることがわかったと発表した。
    火星の南極に氷が存在し、かつて火星の表面には水が流れていたらしいと考えられていた。オデッセイのデーターは考えられてた以上に、広範囲に水が存在すること示唆している。(福井新聞3/3)

◆2002/1/20版

  • 小惑星が地球近くを通過
    1月16日、米航空宇宙局(NASA)は大小2つの小惑星が16日地球の比較的近くを通過したと、発表した。
    地球に衝突しそうな天体を観測しているNASAの地球接近小天体プログラム(NEOP)によると、16日直径100m前後の小惑星が地球から約465万kmの地点を通過、その後推定直径1〜3kmの小惑星が約1715万kmの地点を通過した、とのこと。なお、月までの距離は約38万kmあるので、衝突の危険性は全くなかったようだ。(福井新聞1/18)


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