福井城址と福井県庁
● 今も昔も権力が集中する要塞か? 風致地区ですか?無粋な白亜の御殿は美観ですか? 県庁を城外に移設してその後に4層の天守閣を復元するという運動があるみたい。 現在の庁舎が老朽化したのなら結構かもしれないが、まだ新しい部類の建造物です。 その前に最上階を展望ラウンジにして県民が憩える空間として開放したほうが県政にも 有益な発想が得られるかも、、、、図り知れないことですが。 ● 御本城橋、今と昔 城(県庁)に入るにはこの橋を渡ること。西の勝手口は歩行専用、いつでも閉められる鉄のゲートがある。 北の裏門は狭い道路になっているがこれにも鉄のゲートがり車道は閉鎖され歩行者用の狭いゲートが開けられている。 この三つのルート以外での出入りは忍者に聞いて下さい。 ● 福の井、鼻毛が気になる 福井の地名のより所になったという「福の井」は天主跡にあるが、堀の水面からは相当高い場所にあるので、当初からここにあったか疑問である。 笏谷石製の井戸枠の天端は井桁になって「福の井」に相応しい。天蓋の格子の間から井戸の底は暗くて見えないが、楓の枝が鼻毛のように飛び出していて不精に見える。 ● 天守閣跡 県庁本館と県警本部の間の北に天守閣を復元するだけでは、ビルの谷間のお稲荷神社のようなもので様にならない。。。 どのような構想があるのか知る由しも無いが、、、、、。 ● 石垣 福井大地震で崩れたり、陥没した石積みは記念に残していたり、十分な修復が無いままお茶を濁しているようです。もともと安普請の城だったのかも 知れないが。。。。城という性格上、張子の虎のような考えがあるのでは。。。 ● 橋 [左] 御廊下橋〜木製の歩行者用橋、当時は屋根が付いていたようです。子供の頃は幽霊橋と呼んでいたような気がする。 [右] 今の御本城橋の前身で石のアーチに見える端カバーをつける前の橋と略同じです。 ● 地図 JR福井駅から歩いて10分程度の便宜性で公共交通機関でのアクセスには申し分ない位置であるが、車でのアクセスには泣かされる。 物品の搬入や公共交通機関を利用できないものにとってはこの上なく不便である。 続きはまたの機会に。。。 |