雑記帳 忙中雑感 (1)
2000.2.28〜
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   ★ 11月11日は「いい月いい日です」?

夫婦  11月11日は「1」が4つも並ぶので語呂合わせの「記念日」がありそうですが、 「電池の日」「 ピーナッツの日」「下駄の日」など、、故事付けが多くろくなものがない。 11月22日は「いい夫婦」の日だそうで素直で分かりやすい。 毎月の22日はただの「夫婦の日」で、29日を「肉の日」という類の新鮮味のない語呂合わせの日です。
 ところが11月11日を「ピンピン」と呼んだ食堂の女性に、「いい月いい日」といって粋がってみたが、後で考えるとピント外れだったかも知れない。 ピンとはポルトガル語の1だそうです。確かに11はピンピンです。彼女に学があったのか??。。
いや日本的語呂合わせの発想で辞書に載っていない俗語のピンピンを掛けた駄洒落だったのか?最近ポルトガル圏から働きにきている外人もいるので何とも分からない。。日本人そっくりの外人も多い。。TPOを考えると判断に窮する。
 外人には理解できない。。。こんな語呂合わせ、偶然どれもこれも当てはまるだけに始末が悪い。国際化の中で起きる錯誤の文化?をにんまりと 眺めているだけではないが。。。ひとつの文化圏、ひとつの価値観、レベルの揃った常識を持ち合わせた過去の日本の社会では 「太田道灌」の「山吹の花」が言わず語らずで意志を通じた時代と  どちらが良いのか。。。。 さりながら・・・。2002.11.11


   ★ 11月3日は「晴れの特異日」? ・・・晴天の白山の様子

鉛色の空 今日11月3日晴れの特異日のはづですが、ここ福井は昨日より 雷を伴う時雨で時々霰(あられ)が混じる悪天候です。
 このような天候のとき太平洋側は大方、木枯らしの吹く晴天ですね。 運良く大きな高気圧に覆われたとき日本側も太平洋側も晴れの{日本晴} になる、どっちに転んでも太平洋側だけは晴れの特異日になる。

 鉛色の空、強い閃光、間髪を入れずドンという家を揺るがすような雷鳴、 夕立のような冷たい雨、この四重奏を「北陸協奏曲」と思い、開き直るか? 天気が回復するのをじっと待つか?いずれにしてもこの環境が北陸の人 の一面を作っている。。。。そのようなことを考えさせられる環境を肯定も 否定もしたくありませんが、、、。
 通信回線などの故障も多発しているので雷のときは通信回線を遮断 するように!というメールが入ってきましたが、ピカッツと来たときには 手遅れということになるのですが、安全のため作業を止めて雷が去るのを 待つと2,3日休業しなければならない、結局はピカッツときてから数十分 様子を見て大丈夫と判断するか、ヤバイとみて回線を遮断するかになるが 故障するとすれば最初の2,3発で決まりそうです。この判断難しいですね。
 今日は鉛色の雲で見えません。 街路樹の下は色とりどりの濡れ落ち葉で一杯です。雨で洗い流された しっとりと艶のある色合いは、いいものです!


   ★ 「六呂師のルーツ」

幕 以前から読み止しになっていた司馬遷太郎の「街道を行く」”越前の諸道” を出張のJR車中で読みました。
その中で、古越前焼きの中で轆轤師(ろくろし)が出てきます
昔の庶民は焼き物の食器は高価で手に入らず木の碗を使っていたとのこと、 この碗を「ろくろ」で曳いて作る職人のことを轆轤師(ろくろし)といい、(福井に も 六呂師等いう地名が丹生郡にもあります)、「福井の山と半島」には轆轤氏という 豪族が居たと読み取れる記述がありますが、
六呂師は 轆轤師という職人集団が いたところから来ている様です。
平泉寺の僧兵の食器の需要を賄っていたと いうことらしい。六呂師のルーツがわかります。
 司馬遷太郎の取材の深さに感服するとともに、旅に出る前の調査準備に 相当な努力があって、現場での取材の成果が出ることを、我々のWV活動でも 参考にしたいものです。少なくとも地図からもっと多くの情報を読み取れる力を 養って行きたいですね。
 


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