日本200名山 NO.71 会津朝日岳(1624m) 平成19年5月26日(土) 晴れ |
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赤倉沢登山口(7:45)→三吉ミチギ(8:35)→人見の松(9:00)→叶の高手 (9:50)→熊の平避難小屋(10:25)→バイウチの高手(10:45)→会津朝日岳 (11:15〜30)→バイウチの高手(11:45)→熊の平避難小屋(11:55)→ 叶の高手(12:25)→三吉ミチギ(13:15)→赤倉沢登山口(13:55) |
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何度か通った国道252号線を北上。「いわなの里」の少し奥に駐車場がある。2台車が止まっていたので少し安心したが、後で分かったのだがその車は山菜取りの人たちの物で、結局独りぼっちで山に入ることになった。 赤倉沢に沿って歩き、飛び石で2回渡るとすぐに三吉ミチギの水場に着く。冷たい水が、飲みやすいように射してある水道管からあふれ出している。ここからはジグザグの急登となる。それでも黄緑の若葉のなかを歩くのは気持ちがいい。しばらく行くと人見の松という見晴の良い所に出て、正面に浅草山の堂々とした姿が飛び込んでくる。 やがて急登も終わり、叶の高手と呼ばれるたかみを過ぎれば、ようやく目標の会津朝日岳が姿を現してきた。頂上部にかなり残雪が残っている。道は下りになり、幹周り5メートルを越す2本の大クロベの巨木を過ぎると熊の平に出る。雪渓におおわれていてどこを進めばいいのかよく分からなかったが、そのまま登り返すと右手に避難小屋が見えてきた。 道は急登になり、バイウチの高手を越せば大雪原でしかも急勾配である。幸いにも赤い旗が立っていたので安心ではあったが、なかなか距離を稼げない。頂上近くになってようやく雪もなくなり北に向かえばすぐに頂上に出た。さえぎるものは何もない。ただ今日は、遠くまでの視界はきかず、越後の山々が望めるだけだ。 帰路、やっと二組の登山者にあった。荷物から判断すると避難小屋に泊まるようだ。下山して感じたのは、この山は花の山であったということだ。次から次へと現れる花々は、夢にも出てきそうなくらい壮観であった。中でもカタクリのすみれ色、シャクナゲのピンク、タムシバの白などが印象的であった。 |