日本200名山 NO.48    英彦山(1200m)    

               平成18年3月27日(月)   晴れ
  別所駐車場(8:40)→英彦山神宮下(9:00)→泰幣殿(9:15)→中津宮(9:50)
   →中岳(10:35)→英彦山(南岳 10:50〜11:00)→鬼杉(11:55)→玉屋神社
   (12:45)→泰幣殿(13:40)→別所駐車場(14:00)
 英彦山が山形県の羽黒山、奈良県の大峰山と並んで日本三霊山の一つであることは知らなかった。無料の別所駐車場に車を入れたが、どちらに向かって歩けばいいのかわからず、しばらく地図とにらめっこしていた。
 おみやげ屋さんが並ぶ神宮下から見上げると、鳥居の中に石段がどこまでも続いている。真ん中にステンレス製の手すりが設けてあるが、急勾配の石段はなかなか手強い。両側に電灯がともる灯籠が並んでおり、夜はまた違った雰囲気をかもし出すのだろう。
 泰幣殿は予想以上に立派な建物だった。さすがに、国の重要文化財に指定されているだけのことはある。広い境内には人影はなく、小鳥のさえずりがこだましていた。そこからの道も、今までほど立派では無いが、石段の道が続いていた。道がゆるやかになり、関銭の跡や産霊

南岳から見た中岳
神社を通り過ぎ、木製の鳥居をくぐると最後の石段が現れて、英彦山神社上宮のある中岳に着く。
 そこから15分ほど登り返すと最高地点である南岳に着く。そこには小さな祠と頂上を示す標識があり、鉄製の見晴台が設置してあった。天気がいいので見晴もいい。しかし湯布岳や鶴見岳、久住連山は特定できたがあとはわからない。
 帰路は鬼杉を目指す。鎖のかかった岩場も数カ所有る。このころから昨日登った大崩山の影響か膝が痛み出したので、ゆっくり時間をかけて降りることにした。岩に後部が埋まった大南神社を過ぎると、すぐ鬼杉が現れた。さすがに立派な巨木だ。
 そこから玉屋神社に行く道は荒れていて、間違えたのではないかと不安になる。歩く人があまりいないのだろうか。いくつかのアップダウンを繰り返し玉屋神社を過ぎると泰幣殿はもうすぐだ。参拝客の話し声が響いてくると、下界に降りてきた感じがする。
 「英彦山温泉しゃくなげ荘」で一風呂浴びて一路雲仙に向かう