日本200名山 NO.32       氷ノ山(1510m)    

                  平成17年5月5日(木)   晴れ
  親水公園(10:05)→布滝(10:25〜30)→地蔵堂(11:05)→弘法の水
  (11:35)→氷ノ山越(12:00)→千谷口(12:40)→頂上(13:00〜40)
  →神戸大ヒュッテ(14:00)→一の谷休憩所(14:30)→氷ノ山東尾根休憩小屋
  (14:50)→東尾根登山口(15:15)→親水公園(15:45)
 5時少し前にホテルを出て中国道三次ICから中国道を走り、福崎ICから播但自動車道を経由して特に渋滞もなく福定親水公園に着く事ができた。途中の道から見えた氷ノ山は所々雪を残し、ひときは高く見えた。
 川縁のキャンプ場を抜けて山道に入るといくつもの滝が現れる。圧巻は落差65メートルの布滝である。小豆も転がる急坂だと思われるアズキコロガシは通行禁止になっていた。地蔵堂は立派な小屋で、大きな地蔵が安置されていた。避難小屋も兼ねているのだろう。水量豊かな小川が幾筋も流れており、つかの間の疲れを癒してくれる。
 氷ノ山越には避難小屋があり、右手に行けば鉢伏山への縦走路が延びている。左に道をとればやがて立派なブナの林が現れ、氷ノ山の頂上部がぐんぐん近づいてくる。小さな山を越えれば、後は頂上めがけてつづら折の整備された道を進むのみである。
 広い頂上には写真で見慣れた三角屋根のモダンな避難小屋が建っている。日差しが強いので小屋の陰で昼食にした。コンビニの弁当も暖かい味噌汁があれば数倍おいしく感じられる。
 帰りは東尾根コースをとる。天然記念物の古生沼へ続く道は閉鎖されていた。まだかなり残雪が残っており、雪が溶けて笹が置き上がる音にビックリさせられる。登ってくる登山客は二人だけだった。今の時間なら避難小屋に泊まるのだろうか。休憩小屋を過ぎると丸太の階段の急坂が続く。ここを登るのは相当大変だろう。弾むようにして降りればそこは氷ノ山国際スキー場で、一気に下界に戻ったと言う感じだった。
 4時ごろ帰路に着いたが、和田山あたりから渋滞に巻き込まれた。京都、大阪方面に帰る車が多いのだろう。そこで福知山ICから舞鶴道に入るのをあきらめ、舞鶴大江ICから綾部宮津道路を経由して舞鶴道に入れば渋滞もなく、小浜で夕食を食べても9時には家に着いていた