日本200名山 NO.28        市房山(1721m)    

                     平成17年3月26日   晴れ
  登山口(7:05)→市房神社鳥居(7:20)→市房神社(7:50)→6合目(馬の背 
  8:40)→8合目(9:30)→頂上(10:00〜25)→6合目(馬の背 11:15)→
  市房神社(11:50)→登山口(12:25)
 前夜、人吉ICから心細い思いで暗闇の中を車を走らせ、湯山湖のほとりの駐車場で寝た。早朝、市房山キャンプ場から歩き始める。15分も歩くと石の大きな鳥居がある。しかし、道は荒れていて人の踏み跡があまり感じられない。右手からの道が合流すると手入れのされた石段の道になった。どうも、多くの人は林道を車で登ってくるようだ。
 それにしても大きな杉並木だ。5人位集まらないと抱える事はできないだろう。樹齢も1000年を越しているかもしれない。そんなに大昔からずっと立っていたことを思うと、不思議な感慨につつまれる。
 鳥居が早くでてきたために、すぐ神社があるものと錯覚していたので、通り過ぎてしまったのではないかと不安になる頃、真っ赤な市房神社の社務所が出てきた。最近塗り替えられたと思われるあまりにもどぎつい赤は、何か周囲から浮いているように思われた。
 大きな一枚岩の仏岩は、片方が絶壁になっていてかなり危険だ。しかも、そこからは急登の連続。8合目あたりから雪が現れたが、たいしたことはない。最後のひと登りで待望の頂上に着く。
 頂上からの眺めは素晴らしかった。360度見渡せるが、残念ながら山の名前はわからない。ただ、昨日登った高千穂峰と韓国岳並んで見えてちょっとした感動ものだった。
 帰りに湖のほとりでは「桜祭り」が盛大に開かれており大勢の人が出ていたが、残念ながら明日の予定があるので、車を先に進めることにした