日本200名山 NO.15          金剛堂山(1650m)

                    平成16年6月18日   晴れ

   栃谷登山口(8:45)→1km地点(9:10)→2km地点(9:40)→3km地点
   (10:05)→4km地点(10:35)→金剛堂山(11:00〜45)→中金剛
   (12:00)→金剛堂山(12:10〜15)→4km地点()12:30)→3km地点
   (12:50))→2km地点(13:05)→1km地点(13:30)→栃谷登山口(13:50) 
 

 仕事でストレスがたまり、いらいらがつのってきたので、天候を見計らって思い切って出かけた。演劇で有名な利賀村は想像以上に山の中だった。昔は行き来するのさえ大変だっただろう。
 栃谷コースは国体のコースに使われたこともあって、整備が行き届いている。しかし、見かけはきれいな階段も、登るには想像以上の体力を消耗する。なだらかな尾根道に出るとブナの大木が現れ、ほっと気持ちが安らぐ。
 思ったより早く1346m峰と思われる場所に到着し、ようやく金剛堂山が全貌を表す。ただ、一旦下って登り返す尾根道はちょっと手強そうだ。
 金剛堂山の取り付きにかかると、右手に白い雪の筋をつけた白山が意外なくらい近くに見えてくる。左手にはスノーバレースキー場が広がっている。
 あっさり着いてしまった頂上だが、思わぬ大展望に有頂天だった。北側の白木峰の奥には剣と立山が、その右手には北アルプスの名だたる山々が屏風のように連なっている。反対側に目を移すと、白山と人形山が圧倒的迫力で迫っていた。
 ラーメンの昼食後、中金剛まで行ってみる。所々池塘が散らばる草原には遮るものはなく、コバイケイソウが風に揺れていた。「なんて気持ちのいい所なんだろう」と、思わず呟いてしまう。その草原を見渡せる小高い丘の上に歌碑が立っている。よくもこんないい所に立てたものだと感心してしまった