日本200名山 NO.45    金剛山(1125m)    

               平成18年3月19日(日)   晴れ
  金剛山登山口駐車場(11:00)→最初の水場(11:15)→頂上(12:25〜45)→
 楠正儀の墓(13:20)→千早城跡(13:30)→金剛山登山口駐車場(14:00)
 今年最初の登山だ。八日市TCで降りて、ナビ通りに行ったら大津や奈良を通り、渋滞で思った以上に時間がかかってしまった。高速道路並の国道25号線を走れば早かったのにと後悔しきり。最初に出てきた駐車場に車を止めてしまったが、200m程先にある部落には駐車場が一杯あった。
 千早本道を歩き始める。山道に入ってもずっと階段が続いている。平坦な所以外頂上まで階段が続いていて、こんな山は初めてだ。

大和葛城山から見た金剛山
杉林の薄暗い山には楽しむべき景色も見られず、まるで行のようである。
 全く荷物を持たない年寄りたちが、どんどん僕を追い抜いていく。後で知ったことだが、錬成会ができていて、登山の100回ごとに表彰があるそうだ。精神と体を鍛練しているのだ。麓の茶屋ではアイゼンの貸し出しも行っていることから、冬も登られているようだ。
 山頂付近は広場になっており、たくさんの人が休んでいる。眼下には広い平野が横たわっている。穏やかな春の日差しだが、寒暖計をみる3℃を指していた。さすがにじっとしていると寒くなる。葛木神社のあたりを少し散策して、往路を戻る。
 帰りは千早城跡を経由した。楠木正成の挙兵・籠城で一躍有名になった城である。二の丸には千早神社があり、その下の三の丸の広場には茶店があった。おばあさんが広場を掃いていて、とてもきれいになっていた。今の時期お客さんなんてほとんどないだろう。「おつかれさまでした」とかけてくれた声にほっと心が和み、とても清々しい気持ちになった。