日本200名山 NO.25       三ツ峠山(1785m)    

                平成16年11月23日   晴れ

   登山口駐車場(6:35)→三ツ峠山荘(7:30〜40)→頂上(8:00〜40)
   →三ツ峠山荘(8:50)→登山口駐車場(9:25)
 朝4時頃小型バスがやってきて女性の話し声がうるさくて目が覚めた。どうも、トイレだけのためにやって来たようで、20分程経つと、嵐のように去ってしまった。4時に起こされたとはいっても、もう9時間も寝ているので寝られない。コーヒーを沸かしてパンをかじる。しばらくして、今度はポタージュ・スープをして飲む。体の芯まで暖まり、ゆったりとした気分でラジオでテレビ放送を聞く。
 きれいな富士山を見るためには8時までに頂上に着かなければ、と思っていたので、出発が少し遅れてあせった。林道をどんどん歩いていく。途中で山道に変わるのかと思ったが、山荘まで続いていた。登山口に、冬でもないのにチェーンを掛けたジープが止まっていた理由がやっと分かった。山荘への物資を運ぶ輸送路になっているのだ。
 うっそうとした林の中を歩いてきたので、三ツ峠山荘の前にひょいと出て、雄大な富士山の全景を目にしたときは、得も言われぬ感激であった。眼下に広がる富士吉田市。雲一つない青空を背に新雪をのせた富士山がそびえている。
 山荘からひと登りで頂上に立てるが、ずっと階段が続いていて結構きつい。長さ7,8センチはあろうかと思われる霜柱をザクザクと踏んでいく。途中に最高の富士山を写そうと頑張っているアマチュアカメラマンが何人か三脚を立てている。
 頂上からは大展望を楽しむことができた。甲武士信ヶ岳に金峰山などの秩父の山々。八ヶ岳連峰。駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、赤石岳、聖岳などの南アルプスの山々。そして、昨日登った御正体山と、圧倒的な迫力にしばし時を忘れる程であった。
 帰りは一宮御坂ICから中央高速道路にのった。八ヶ岳や南アルプスを表から裏から見ることが出来て快適なドライブだった。