日本200名山 NO.4    三嶺(1893m)    

            平成18年5月3日(水)   晴れ
  名頃駐車場(8:45)→三嶺登山口(9:25)→1517m独標(10:15)→頂上
    (11:20〜50)→1517m独標(13:10)→三嶺登山口(12:35)→
   名頃駐車場(13:40)
 昨年のゴールデンウィークは、若島さんと一緒に中国地方を訪れたが、今年は四国に出かけた。前日は、明石海峡大橋を通って鳴門市駅前のビジネスホテルに泊まった。
 翌朝は5時半に出発したが、徳島自動車道の美馬IC から思いの外時間がかかってしまった。林道の入口には立派な駐車場とトイレができており、林道は通行止めになっていた。
 林道の一つ目のカーブを小川に沿ってまっすぐ行ったが、旧道でだからか通る人も少ないようだ。しかし、目印の赤い布が続いていたので、どんどん進んでいくと再び林道に出た。登山口はすぐ先だったので時間の節約にはなったようだ。
 ブナやミズナラの原生林の急坂をどんどん登っていくと、天井が明るくなり尾根に近づいたことがわかる。1517m独標と言われるところも、やはり林の中。思い描いていた独標とはずいぶんイメージが違う。林の中からちらちら剣山が見えている。
 高低差の少ない気持ちのよい尾根道行けば、やがて目の前に大きな壁が進路を阻んでいる。そこを登り切ると、まだ雪が残っている小さな池に出る。辺り一面はササの原。右手を行けば三嶺避難小屋、左手を行けば頂上に続く尾根道だ。
 少し盛り上がった頂上部からは大展望が望めた。東に剣岳、そして剣岳に綿々と続く山並み。西にはササにおおわれた西熊山とその向こうに広がる山並み。四国の山の奥の深さが実感できる。
 車を3時間ばかり走らせ、明日登山することになっている東赤石山近くの「ゆらりの森ゆらり館」に入る。カーテンを開けると、大きな窓の向こうにエビラ山や二ツ岳など、赤石山系の山々が飛び込んでくる。感動のひとときだった