日本200名山 NO.39      森吉山(1454m)    

              平成17年8月25日(木)   晴れ
  こめつが山荘駐車場(6:15)→一の腰(7:30〜45)→前岳(8:05)→
  森吉阿仁避難小屋(8:25)→頂上(8:55〜9:10)→森吉阿仁避難小屋(9:35)
  →前岳(9:50)→一の腰(10:10〜15)→こめつが山荘駐車場(11:05)
 こめつが山荘前の駐車場に泊まったが、他の車は一台も無かった。夜中に目を覚ますと満天の星、日本では久しぶりのような気がする。
 キャンプ場を抜けてカラマツ林を抜けるとスキー場のゲレンデに出る。ススキの穂が朝日に輝いている。一の腰の少し手前までずっとスキー場歩きだ。見かけより傾斜があり疲れる。それでも歩幅をせまくして休まず登っていく。
 ひょいと出た一の腰には三角点があり、目の前には森吉山のなだらかな三角錐が全景を現している。森吉山を中心に一の腰、前岳などが外輪山を形成しているのが手に取るようにわかる。
 一の腰を過ぎれば時々湿地帯が現れる快適な道だ。前岳には立派な避難小屋と森吉神社が建っている。神社の後ろには冠岩と呼ばれる大きな岩がある。平ヶ岳の玉子石に似ている。木道のそばにはオヤマリンドウ、クルマユリ、アザミなどが咲き、やがて頂上の高い標柱が見えてくる。
 森吉山の頂上は東北の山の展望台だ。北に目を向ければ岩木山と八甲田山、東に岩手山と秋田駒ヶ岳、和賀岳の山並み、南には鳥海山がかすんで見える。あまりのすばらしさに、誰もいない頂上で一人興奮していた。