200名山 No.82 仙ノ倉山(2026m) 平成19年10月27日(土)雨 |
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平標登山口(7:05)→鉄塔(8:05)→松手山(8:35〜40)→平標山 (10:00〜05)→ 仙ノ倉山(10:50〜11:00)→平標山(11:40)→ 平標山の家(12:15〜40)→林道登山口(13:25)→平標登山口(14:20) |
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整備がとても行き届いており木段が続く。ただ歩みが単調になり疲れを感じやすいかも知れない。雨はだんだん激しくなり、周りの景色も見えなくなり、歩く気力がだんだん失せてきた。「山は逃げていかない」とか「天気のいい日にまた登ればいい」などと考えると余計だ。とにかく松手山まで行こうということになり、小さな峰の山頂で休んでいると雨は小雨になり上部に魅力的な稜線がみえてきた。「よし、頂上まで行こう」と一気に元気が出てきた。 麓の紅葉に対して上部は緑の笹原だ。木の生えていない山はなぜか魅力的だ。最後の急な木段を登り切ると平標山までゆるやかなウップダウンが続くだけである。草紅葉が緑の草原にアクセントをつけている。天気が良ければこのあたりは最高の散歩道であろう。 平標山ではガスが出てきて真っ白な頂上。すぐ目的の仙ノ倉山へ向かう。すぐガスは晴れて前方にゆるやかなスカイラインを持った峰々が現れるがどれが目指す仙ノ倉山なのか定かでない。いったん下って登り返す。シーズンであれば、あたりはきっと高山植物が咲き乱れるのであろう。 仙ノ倉山には方位板があるが今日はそれほど見渡せるわけではなかった。それでも谷川岳の特徴的なピークや今日登ってきた平標山のきれいな姿を見られただけでも大収穫ではあった。 帰りは平標山まで戻り、平標山の家の方に下りた。山の家までほぼ全
林道に着くまでの林の中、強い風にあおられて落ち葉が舞う様子がとても印象的だった。そして足下にはいろいろな色や形の葉っぱが落ちていて、それがきれいな模様を描いていた。林道歩きは長かったが紅葉がきれいだったのでそれほど苦ではなかった。絶え間なく降り続いた雨の中を良く登ったものだと、移動中の車の中でWさんと称え合ったものである。 |