200名山 No4         樽前山  (1041m)
                                       

                  平成13年8月13日(月) 晴れ

  登山口・7合目(12:00)→東山頂上(12:50〜13:10)→登山口(14:00) 

 予定していた百名山を登ってしまい2日あいたので、簡単な山に登ることにした。最初に選んだのは駒ケ岳である。この山は、始めて北海道に来た時目に飛び込んできて、「ああ北海道だなぁ」と実感できた思い出深い山だったからだ。ところが、わざわざ大沼まで戻って登山口まで行ったのだが、「入山禁止」であった。火山活動のためではいたしかたない。
 そこで支笏湖まで戻り、樽前山に登ることにした。前日の後方羊蹄山から見えていた山である。
 そう言うわけで登山口についたのは12時近く。林の中の丸太の階段を上っていく。段差が大きいので結構こたえる。やがて樹林限界を越えると展望台に着く。振り返ると支笏湖。なかなかのスポットである。
 そこからは幅の広い道が斜めに一直線についている。階段はすぐに途切れ、砂利道となるが変化が無いので長く感じる。
 やがて、外輪山に着く。黒い要塞のようなドームが眼前に姿を現す。1909年(明治42年)の噴火でできたドームであり、3重式火山として世界的に有名である。
 右手に少し登ると、そこが最高部の東山である。支笏湖はかなり下になってきた。札幌や苫小牧の町も意外と近くに見える。羊蹄山は少しかすんでいる。風が強く細かい砂が目に入って長居はできなかったので、ゆっくり下山にかかる。
 気がつくと、この山に登っているのは家族連れとお年寄りばかりであった。それほどこの山は一般の人々に愛されているということだろう。
 下山してから三度羊蹄山を目指し、スキー場の裏側の五色温泉で汗を流す。