日本200名山 NO.46    湯布岳(1583m)    

             平成18年3月25日(土)   晴れ
 正面登山口(7:25)→合野越(8:10)→マエタ(9:15)→西の岳頂上
  (9:35〜45)→マエタ(9:55)→合野越(10:45)→正面登山口(11:10)
 昨年に引き続き、3月の下旬は九州の山に登ることにした。大阪南港から夕刻フェリーに乗り、6時20分には別府港に着いてしまい、1時間後には登り始めているのだから、何とも不思議な気分だ。
 NHKの朝ドラ「風のはるか」の影響もあってか、駐車場には大型バスがすでに2台止まっていた。最初は広い牧場の中を歩く。草原が終わる手前で1台目のバスの団体を追い抜いた。
 牧場のフェンスを越えると灌木帯に入る。落ち葉が多く、秋の終わり頃の雰囲気だ。湯布院の方から登ってくる道と合流する合野越では、2台目のバスの団体が休んでいた。これで自分のペースで登ることが出きる。
 つづら折りの道を行けば、やがて視界が開け、湯布院の町並みが箱庭のように見えてくる。さらに奥には久重連山が連なっている。また、そのあたりの湯布岳は萱でおおわれ、赤茶けた色をしている。見上げれば頂上部の岩峰が朝日に輝いている。
 西の峰と東の峰の鞍部にはマタエと呼ばれる休憩にもってこいの場所がある。迷わず最高峰であり三角点のある西の岳を目指す。岩場があり、時々チェーンの現れる急登は初心者には厳しいかも知れない。
 狭い頂上には期待に違わない景色が待っていた。別府の方には鶴見岳が手に取るように見え、湯煙が上がっている所がある。
 下山して湯布院の「七色の風」という温泉に入った。露天風呂から雄大な湯布岳が目の前に見える贅沢なロケーションにあった。