日本300名山 No.36 箱根山(神山)(1438m) 平成24年3月21日(水)晴れ |
|
駒ヶ岳頂上駅(11:20)→十字路(11:45)→神山(12:40〜13:00) |
|
頂上駅は駒ヶ岳の山頂部の一角で、広々としている。正面の盛り上がった所に真っ赤な鳥居を持つ箱根元宮神社が建っている。頂上駅の裏側は展望台になっており、眼下に芦ノ湖の全景を見ることができる。 舗装された道を右手に進むと、相模湾が見渡せる展望台に出る。大きな街は小田原であろう。箱根元宮神社の左手が駒ヶ岳の頂上を示す標識がある。目の前に箱根の最高峰である神山、そして左手に堂々とした富士山がそびえている。足元のやわらかい土には霜柱ができている。 神山を目指して笹の中の道を下っていく。道は相当荒れており、泥でぐちゃぐちゃになった所もある。やがて芦ノ湖から早雲山に通じる道を横切る。十字路と呼ばれるところだ。そこからいよいよ神山への登りにかかる。ぐちゃぐちゃ道も凍っていれば人の足跡が凹凸を作り、かえって歩きやすい。頂上に近づくと所々に雪が残っている。 1等三角点がある頂上は箱根の最高峰であるが、残念ながら見晴らしはよくない。少し下がった所から富士の全景を見渡すことができる。こんなに青空に映える白い富士山はそう何度も拝めるわけではないだろう。帰路はお中道を通って戻ってくる予定であったが、薄暗い林の中を歩くということだったので、同じコースを戻ることにした。登り返しが想像以上にきつかったが、頂上駅手前からまたまた富士山と今登ってきたばかりの神山を見ることができ大いに満足であった。 |