栗駒山(1627m) 2024年10月5日 曇り一時晴れ |
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いわかがみ平 東栗駒山登山口(11:10)→新湯沢渡渉点(11:50)→東栗駒岳(12:25)→ |
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コロナに罹ったり個人的な事情もあったりして、本当に久しぶりの山だ。テレビ放送や写真で見た栗駒岳の紅葉が忘れられず調べてみると、北陸新幹線が福井まで延線されたこともあって、1泊で十分行けることが分かった。1日目は仙台の観光をして、ホテルは宿泊料金の安い隣の古川にとった。翌朝隣のくりこま高原駅からバスに乗る。長蛇の列に恐れをなしたがバスは9台も出て全員乗ることができた。 東栗駒山登山口から登山開始。大きな岩がゴロゴロし、泥でぬかるんだ道はとても歩きにくい。そのあたりは紅葉も始まっておらず、ひたすら前の人について行くだけだ。新湯沢に着くと沢の中を100mほど歩くことになる。なめ滝のような流れの中を飛び石のように渡って行く。増水したら危険度が増すだろう。 反対側に渡るとちらほら紅葉が現れ、東駒ヶ岳が見えるようになると山全体が茜色に染まる紅葉が眼前に飛び込んでくる。「パソコンで見た写真は加工されていると思ったが、本当だったんですね」とか「来てよかった〜」などと言う声が聞こえる。東栗駒山までと栗駒山の取り付きまでの道はまさに紅葉街道であった。 栗駒山の頂上直下の階段が一番きつかった。心臓をパクパク言わせて着いた頂上だが、バスの時間があるのでゆっくりする間もなく下山を始める。帰りは中央コースを歩いたが、信じられないほどいい道だった。これならスニーカーで来る人がいるのもうなずける。前方に神の絨毯と言われる紅葉の中、これから歩く登山道が蛇行している。振り返れば違った角度から見る均整のとれた栗駒山がそびえている。帰りも大宮で乗り換えるだけでよく、9じ過ぎには福井についてしまう。早くなったものだ。
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