日本300名山 No. 46    三頭山1531) 

                 平成26年11月19日(水) 晴れ

   都民の森駐車場(8:20)→鞘口峠(8:35〜40)→見晴し小屋(9:20)
  →三頭山東峰(9:50)→
三頭山西峰(10:00〜15)→ムシカリ峠(10:25)
  →三頭大滝(11:00〜05)→都民の森駐車場(11:25)

 

西峰から見た富士山

双葉SAで寝て、まだ暗いうちに「都民の森」を目指すが、道幅の狭い曲がりくねった道が続くので3時間近くかかってしまった。出発地の「都民の森」には広大な駐車場があるが、休日だとよほど早朝でないと止められないらしい。
 舗装された道路を直進すれば、すぐに大きな木造の「森林館」に突き当たる。滝を見るのには左折すればいいが、三頭山へは建物の下のトンネルをくぐる。舗装路は途切れ、右側は階段、左側は普通の山道になっている道に変わる。幅の広い道に階段をつけたためにこうなったのかもしれないが、どうしても階段は避けたがる。
 15分ほどでウッドデッキのある
(さや)(ぐち)峠に着く。左折して勾配のきつい階段を進む。美しいブナ林が続くが、今の季節は葉が落ちてさみしい。しかし、その分見通しはいい。やがて細い山道に変わるが、都民の森だけあって道標はしっかりしているし、木に名前が書かれた札がかかっていたりする。
 見晴し小屋からいったん下降して、いよいよ三頭山への最後の登りだ。木々の間から頂上部がのぞいている。三つの頂上のうち、最初に到着するのが東峰だ。展望テラスからは御前山や
大山(おおやま)を望むことができる。セルフタイマーで写真を撮ろうと思っていると、タイミングよく若者が登ってきたのでシャッターを押してもらう。
 すぐ隣の視界のない中央峰を経由して、ちょっとした広場になっている西峰に到着。いきなり頭に雪を載せた富士山が見えてきた。期待をしていなかっただけに大感激(ただ、富士山だけビデオに撮れていなかったのには大ショック)。そのほか
御正体(みしょうたい)山、三ツ峠山、明日登る黒岳などを臨むことができた。
 ムシカリ峠からは左折して三頭大滝に向かう。急に人が増え、大滝では団体が到着して大混雑。見学用の吊橋が造られており、橋から細長い滝を下まで見ることができた。そこからはチップが敷き詰められた広い道に変わり、軽装で来る人も多い。駐車場に戻るとほぼ満杯。東京の山は侮れない。
 帰りは奥多摩湖を経由して、ちょうど見ごろの紅葉を愛でながら大月ICで中央道に乗った。