日本300名山 No. 44    米山993) 

       平成26年9月6日(土) 曇り時々晴れ

   水野登山口(10:00)→やくしの森(10:20)→しらば避難小屋(10:40)
  →三上山(11:20〜40))→しらば避難小屋(12:10)→やくしの森(12:20)
  →水野登山口(12:35)

 北陸道を新潟に向かって走ると右手にきれいな形の山が迫ってくる。越後富士ともいわれる米山である。頂上の建物が肉眼でも見ることができる。「米山さんから雲が出た」という歌詞は僕でも知っているくらいだから、認知度としてはそうとうなものである。
 朝6時半に自宅を出て、水野の登山口は約3時間半で着く。駐車場はほぼ満車。隣はベンチのある緑の芝生の展望台となっており、田んぼや家並みが下に見え、すでにかなりの高度感がある。
 登り始めて直ぐ階段の急登。道が平坦になると立派なブナ林が現れ「やくしの森」という標識がある。また少しの急登で避難小屋に出、そこが前山の頂上にあたるようだ。いったん下り、いよいよ最後の登りにかかる。右手に大きな萩の塊が登山者を出迎えているようだ。道は赤土で滑りやすく、勾配もきつくなる。
 

高速道路から見た米山
子供たちの声が大きく響いてくると、そこが頂上だった。30人ばかりの小学生と先生の集団が、立派な避難小屋の中や、前の芝生の広場で楽しそうに昼食を食べている。裏には薬師如来本尊を安置する薬師堂がある。日本三大薬師のひとつである。残念ながらあまり遠くまでは見えなかったが、足元には雄大な景色が広がっていた