アメリカ西海岸の旅
                                              1990年8月24日〜30日

8月24日(金)

晴れ
ロサンゼルス  いよいよ息子と行くアメリカの旅。さて、どうなるやら。
 順調に成田に4時ごろ着き、シンガポール航空012便は無事離陸。ロサンゼルスでは飛行機の中で1時間ほど待たされ(税関が込み合っているとかで)、確かに凄い混みようで,税関を出るのに3時間もかかってしまった。
 大リーグを観戦するツアーに参加することになっていたので、間に合うか心配だったが待っていてもらえた。初めて見る大リーグはドジャーズ対メッツだった。2回から最後まで見たが、3対1でメッツが勝った。ただ、寒いのにはまいってしまった。試合が終わって「ハリウッド・パームホテル」に着いたのは12時近くだった。
8月25日(土)

晴れ
ロサンゼルス  7時半にマイクロバスが迎えにきてくれて、ディズニーランドへ。土曜日だったが、早かったので割とすいていた。ガイドの言っていた人気のあるものから先に乗った。マッターホルン・ボビスレー→スペース・マウンテン→スプラッシュ・マウンテン→とまわって昼食を食べる。午後はビッグ・サンダー・マウンテン鉄道→小さな世界→ピームル・ムーバーとまわり、やっと4時の集合時間に間に合う。
8月26日(日)

晴れ
ロサンゼルス  こんな馬鹿なことがあろうか。昨夜11時に寝たのはいいが、1時に目がさめ、2時に目がさめ、それからどうしても眠れなくなってしまった。部屋の温度を上げすぎたためなのか、時差のためか、それとも息子と一緒なので緊張しているのだろうか。しばらく、ホテルのベランダから真夜中のハリウッドの車の流れを見ていた。林真理子の本を1時間ほど読んでようやく眠ることができた。
 8時半、ユニバーサル・スタジオに行く。まず、トラムに乗り撮影所やセットを1時間半ほどかけてまわる。大地震や雪崩が迫力があった。それから「マイアミ・バイス」のショーを見て暴動→スタートレック・アドベンチャーとまわったがなかなか楽しめた。
 2時ごろからUCLAとサンタモニカを訪れる。サンタモニカでは海水浴客が大勢いて驚いた。
8月27日(月)

晴れ
サンフランシスコ  USエアーでサンフランシスコに向かう。快晴ですっと下の景色が見えていた。順調に着いてすぐ市内観光。まず、サンフランシスコを一望する丘に上って街並みを見る。それから、ゴルデンゲイト、フィシャーマンズウォーフとまわる。昔シュリンプを食べながら歩いていた思い出があるが、やたらお土産屋と人が多く期待していたシュリンプもそれほどおいしいとは思わなかった。舌が肥えたのか、味が落ちたのか。
 ホテルにチェックインしてからデパートで息子の運動靴を買う。
8月28日(火)

晴れ
サンフランシスコ
モントレー
カーメル
 ツアーバスに参加。2時間半走り、モントレーへ。海岸でラッコは見られなかったが、あざらしやあしかを見ることができた。寒流のためか、寒々とした海だった。
 次に、17マイルドライブを通ってクリント・イーストウッドが市長をしていた芸術家の町カーメルを訪れる。有名人の別荘やゴルフ場もある。
 帰り「ミステリースポット」へ寄る。強力な磁気のために背の高さが変わったり、ボールが坂を登ったりするというのだが、これは目の錯覚だろう。
 帰ってすぐケーブルカーでフィシャーマンズウォーフへ行く。
8月29日(水)

晴れ
 9:30に旅行会社の人が迎えに来る約束だったのに誰も来ず、電話しても留守電でらちがあかないのでタクシーで空港へ行こうと思ったら、ようやく来てくれてタクシー代をくれた。ところが空港にも誰もいず時間が無いので大あわてで自分でチェックインする。離陸予定の10分前だった。
 ロサンゼルスにはさすがに係の人が待っていてくれて丁寧にあやまってくれた(チョコレートのお土産までくれた)ので気持ちは少し和らいだが、間に合わなかったらと思うと腹がたった。