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岐阜県の山 銚子ヶ峰(1810.4m) |
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登り 3時間 下り 2時間10分 |
登山口の 突然、駐車場とあずまやが現れホッとする。ここが白山禅定道の一つである石徹白道の登山口だ。早速歩き始めるが、いきなりの急階段。430段あるそうで、歩き始めのスピードが早いと心臓に負担がかかる僕にとっては苦しい所だ。目の前が急に開けて前方に樹齢1800年、国の天然記念物である石徹白大杉が現れる。 そこから急登の登山道が始まる。時々平坦な道も現れ息をつくことができる。周りはガスで真っ白なので景色を楽しむことはできなかったが、ちょうど始まった紅葉を楽しむことはできた。標識の柱にクマの新しい噛み跡があり少しビビる。 2時間余りでログハウス風のりっぱな神鳩ノ宮避難小屋が現れる。結構つらかったので、ここでみんなを待っていようかと弱気な気持ちになりかけたが、これではだめだと、勢いよく出発するみんなの後を追いかけた。紅葉は白いガスを背景にして映えていて、周りの景色は見えないけれど、これもありかなと思い始めた。 やがて母御石という大きな石が現れる。大きな石の下に小さな石があり、お母さんが子を守っているので、このような名前が付いたのかと想像する。実はこの後、僕の好きな笹原の道が続いていて、別山などの雄大な景色を見ながら歩くことができるはずなのだが、今日は強くなった風を受けながら足元しか見えない。何回か騙されれてようやく石の標識がある頂上に着く。しかし、風が強いのと寒さで、記念写真を撮って早々に下山にかかる。 |