福井の山  日野山(794.5m) 

                          
2021年6月23日(水) 晴れ時々曇り

  一の宮神社(10:15)→鉄塔(10:55〜11:00)→西谷分岐(11:35)→荒谷分岐
 (12:20〜25)→日野山(12:50〜13:30)→荒谷分岐(13:45)→西谷分岐
 (14:15)→鉄塔(14:35)→一の宮神社(15:00)

少しマイナーな登山コースとあって、登山口を見つけるのに不安があった。一の宮神社の入り口に、小学生が作った「日野山登山口」と言う標識を見つけてほっとする。車は神社の境内に止めさせてもらった。林道を歩くとすぐに獣よけの電柵があり、竹林の中に入って行く。分岐の所では案内がしっかりしていて安心できる。
 立派なモウソウダケの竹林を出ると、いよいよ登りにかかる。そこから頂上までは3000mである。北日野小学校の生徒が書いた案内板が示している。これは結構励みになった。鉄塔に出るまで急登の連続。倒木も何カ所かあったが、登る人が少ないからかそのままである。四つん這いになってくぐって行くと、運動会の網の下をくぐる競技を思い出した。
 鉄塔に出ると、道は右に中平吹、左に日野山への分岐となる。鉄塔の下は草が刈り取られ、電線の下の木々も倒されているので北と南の両側の見晴らしがいい。建設中の新幹線の線路が真っ先に目に飛び込んでくる。鉄塔からしばらく急登があるが、そこを越せばほとんどアップダウンのない快適な尾根道だ。それは荒谷コースとの交わる西谷分岐まで続いた。そこからまた急登が始まり、萱谷コースと交わる荒谷分岐からは一層勾配が増してくる。この部分は何度通っても慣れることは無い。
 何度も汗を拭きながら、ようやく平吹日野神社の前に出る。そこの広場から眺める下界の景色は圧巻である。最後の力を振り絞り頂上の日野神社奥ノ院に達する。今日は霞がかかっており、神社裏からの展望はあまりない。日陰でさっそく昼食とした。
 急坂が多かっただけに、帰りは速かった。それにしても、これまで登ったコースの中で、ここが一番難度が高いと思った。


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