福井の山  大師山550.3m)   

令和元年8月27日(火)晴れ

  登山口(10:30)→前坂(11:00)→大師堂(11:20)→大師山(11:40〜12:00)
 →横がけ(12:20)→登山口(12:45)

 

グリュッククラブも高年齢化してきたので、あまり厳しい山は登れなくなってしまった。そこで、下見と体力維持を兼ねて県内の初心者用の山を登り返している。この山は20年以上前の、梨奈が小学生の時一緒に登ったはずだが、大師堂を除いて全く面影が無かった。

越前大仏の前を通り越して、片瀬集落に入ると「大師山登山口」の標識が現れ、突き当りが登山口になっている。数台止められる駐車場があるが狭いので止め方注意だ。イノシシよけのゲートをくぐると舗装された林道が続いている。登るにつれ、杉の枝が散らばっていたり、イノシシが掘り起こしたとみられる溝があったりして歩きにくい。
 林道終点から山道に入る。頭上の生い茂った木が夏の太陽を遮ってくれるので意外と歩きやすい。分岐の前坂からは穏やかな尾根道だ。すぐに泰澄大師が祀られた大師堂に着く。石垣の上に割としっかりした木造の御堂が建っている。
 そこから20分ほどで頂上だ。頂上は広々としており、2クラスくらいの遠足の児童が昼食を楽しめそうだ。僕はマッチを忘れ、楽しみにしていた焼きそばは下山後と言うことになってしまった。三角点の横に小さな六角の石塔篭があり、方位版も設置されている。越前甲、取立山、大長三、法恩時山などが同定できる。
 頂上からすぐにT字の林道にぶつかり、右手の林道を進んだが、案内書の山道とは違うようだ。それでも15分ほど歩くと「横がけ」という標識があり、道路の右手をよく見ると急坂の山道が見える。ジグザグの急坂ではあるが、歩いてみるとそれほど心配しなくても降りられそうだ。2回林道を横切るが、少し先に行かないと山道が見つけられない所がある。
 登りとは違うイノシシ防護柵に突き当たったが、突き当たった道路を右に行けばすぐに駐車場に戻ることができた。


     福井の山