一乗城山807.4m)  令和元年9月14日(土)晴れ
           
  

  馬出し登山口(11:25)→千畳敷(12:35)→三の丸(12:55〜13:20)→一乗滝
  (15:00)→ほたるの里駐車場(16:10)
 登山口を探すのに手間取ってしまった。安波賀コースから登ろうと思ったが登山口が分からない。もっとしっかり調べてくればよかったと後悔することしきり。もう一つの馬出し登山口は八幡神社が目印になっているので、比較的簡単に見つけることができた。
 神社の急な階段を登り、社務所まで行ってみた。そこから登山道があるのかと思っていたが、行き止まりだったので林道に戻る。しっかり案内板もある。しばらく歩くと左手の道標から登山道に入る。
 よく踏み込まれた道であるがかなりの急登である。ところどころにV字に削られた部分がある。「城山1キロ」の標識が出てくるが、1キロがこんなに長いものだとは今まで感じたことが無かった。この山域で唯一の水場である不動清水をすぎれば千畳敷はすぐである。
 千畳敷は本丸御殿があった場所とされ、思ったより広く気持ちの良い所だ。弁当を食べるのには絶好の場所だ。右手に進むとこのコース唯一の宿直跡の見晴らし台がある。眼下に福井市が良く見える。さらに一の丸、二の丸、三の丸と砦跡を進む。三の丸が一乗城山の頂上だと思い昼食にする。久しぶりのコンビニ弁当だ。実際は一乗城山の頂上はその先にあった。
 朝倉遺跡への道は福井豪雨の土砂崩れのため閉鎖されているということはうすうす知ってはいたが、ちょうど明日に控えた「朝倉トレイルラン」の目印に惹かれて進んで行くと林道に出た。トレイルランは左に誘導されていたが、どう考えても登りになるので反対の方に下って行った。その林道は想像を絶する長さで、たどり着いた所は「一条滝」であり車の止めてある所まではさらに1時間以上歩かなければならなかった。
 携帯を忘れて連絡する術がなかったので、予定よりかなり遅れて家に帰ると、心配していた家内の怒りは爆発し、しばらくは口もきいてくれなかった。

      福井の山