福井の山 |
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登山口(9:10)→林道との分岐(9:30)→5合目(10:15〜20)→8合目(11:00〜05)→ |
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「平家平」の看板から左折して橋を渡る。そこからの林道が思っていたよりも長く、ガソリンまで心配になった。日曜だから誰かは登っていると思ったが、人の気配なし。また、「登ってみねの」の本に書いてあった生生しい熊の記事を思い出し、戻る決心をした。そして、大野の市民に親しまれている飯降山に登ることにした。 20年ほど前に登ったきりなので登山口は覚えていないので、とにかく目の前に見える飯降山を目指した。飯降集落のはずれにある登山道から歩き始める。準備をしていると女性が下山してきて、倒木があって進めなかったので、飯降山はあきらめて戊山城址にいってきたと話していた。2日前に台風が上陸していたことを思い出す。 しばらく歩くと神社が現れ、その裏に林道があり、右手に山道があった。しばらく考えていたが、案内が無ければ林道だろうと思いどんどん進んで行くと道は下って行くので、それは神社へ行く林道だということが判明した ![]() 台風一過とあって、登山道にはいろいろなものが落ちていた。小さな柿、青いイガの栗、まだ殻をかぶった青いどんぐり、イチゴのような赤い果実などであった。左手の見晴らしが良い所では、大野の街とその奥に経ヶ岳が見えてくる。木立の中の道はそれほど暑くは感じなかったのに、やたらと汗が出た。息が上がるのも暑さのせいなのか。5合目と8合目で休むことにして、ゆっくり歩く。休憩が欲しくなるのも暑さのせいだろう。突然イノシシが前を横切って行き、びっくりさせられる。そんなに大きくないので幼いイノシシだろう。 7合目を過ぎるとブナの林が現れ出した。8合目あたりのブナは太くて背が高い。御嶽神社は普通の物置のように見える(失礼!)。玄関の郵便受けがお賽銭の投入口になっている。神社を過ぎると祠のある頂上に着く。三角点があるが見晴しは無い。広い頂上部をさらに進むと奥の院があり、頂上を示す標識があった。一方が開け、そこからは堂々とした荒島岳がそびえていた。 帰路、戊山城址まで行ってみようと分岐を左に分けた。結構アップダウンがあり、戻ってくるときのつらさを考え、15分ほど歩いて引き返してしまう。 |