大村コースから二上コースへ降りようと思ったので、二上コースから歩くコースを車でたどってみた。どうも歩ける距離ではないと判断し、大村コースからの往復にした。ゴールデンウィーク中とあってお寺の前の駐車場は満杯。お寺の横から急な砂利道を上り上の駐車場に車を入れる。
広い林道をたどるコースは、文珠山登山のコースの中では一番やさしいのではないかと思う。道路にはキャタピラーの跡があり何だろうと思っていると、エンジン音を響かせ運搬車が登ってきた。工事用の資材を運んでいるようだ。15分ほど行くと現れる二股では左の山道を入る。しかしすぐ本道と合流し時間の節約にはならないようだ。
「これよりツチノコ坂、この辺一帯にはツチノコが生息しています」と言う看板には不謹慎にも笑ってしまう。ツチノコは日本中で話題になっているが、ロマンとして考えればいいのかもしれない。トイレの前の八重桜が満開だった。小文殊にはカスミザクラが残っていた。でも、花の種類から行くと前回登った三里山方が多いようだ。
頂上では十数人の人が休んでいた。コロナ騒ぎの下界では考えられないことだ。話好きのおじさんがこの辺の山を同定してくれる。その知識には感心させられる。
日野山(上)と三里山(下) |
下山にかかっても大勢の人が登ってくる。子どもを連れた家族連れが多い。家にいるのも飽きてしまったのだろう。でもここまで人が多いと、失礼だが当分文珠山には登りたくない。
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