世の中はコロナウィルスの問題で大騒ぎだ。学校も休校となっており、孫たちは退屈だろうと思って登山を呼びかけた。 その結果、長女と孫2人、末娘、家内と総勢6人が集まった。初心者もいるので、近くの登りやすい下市山に登ることにした。昼食はコンビニで各自好きなものを選ぶ。
みくりや清水登山口に着いてびっくり。すでに十数台の車が止まっていた。農道わきに車を止めて、早速歩き始める。降りてきた人は長靴を履いている。しかもかなり汚れていて、登山道のぬかるみを感じて少し心配になってくる。
それでも第2展望所までは割と歩きやすく、予定通りそこのベンチで昼食を食べることにした。コンロの用意をし出して青くなる。いつも入っている袋の中にマッチが無いのだ。カップヌードルやカップ春雨など用意してきたものが食べられなくなるので、厳しい非難を覚悟したが、念のために自動発火装置を試してみると見事着火した。これで、何とか面目を保つことができた。食事を楽しんでいると、小学生 と登っている家族連れが2組通り、考えていることは同じようだ。第2展望所からの眺望は抜群。眼下に足羽川と福井市街、その向こうに奥越の山々、そして白山が白く輝いていた。
ゆっくり食事をして頂上に向かう。途中雌池と雄池を巡る。雄池には水が無く、春には枯れてしまうそうだ。階段の所と頂上に至る尾根道でかなりぬかるんでいる所があったが、無事頂上広場に着いた。以前には無かった数組のイスとテーブルにはあまりにもたくさんの人がいてびっくり。そこからの眺望も素晴らしかった。合流する日野川と足羽川を同時に見られるのがいい。
かたくりの路と下市ため池の横を通って無事みくりや清水登山口に戻ってきた。途中で桜の花やショウジョウバカマなどを見ることができて、春の訪れを感じることができた。帰りに「ココス」に寄ってご褒美のスィーツを食べて大満足の一日だった。
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