福井の山   日野山(794m) 

                    2023年4月17日  曇り

  日野神社駐車場(8:50)→室堂(9:50)→日野山(11:05〜12:25)→
 荒谷分岐(13:05)→日野神社駐車場(14:55)

 朝から雨が降っていたが、天気予報ではだんだん良くなるようなので迷わず決行する。通勤の時間帯と重なったので市内は渋滞していて、集合時間に少し遅れてしまう。今日は0さんとIさんの3人だ。
 日野山への登山道はほとんど歩いているが、西谷コースから先は歩いていないので、今回は中平吹コースから登り、下山は荒谷分岐、西谷分岐を経て日野神社に戻ることにした。  
 ウラジロヨウラク
雨後のさわやかな空気の中快適に歩く。比丘尼ころがしの所で、林道を通るか比丘尼ころがしの山道を通るか少し迷ったが、久しぶりに比丘尼ころがしの方へ行くことにした。滑りやすい赤土や一枚岩の大きな岩の上を慎重に歩く。時々ロープがかかっていて結構助かる。このコースではミツバツツジ、イカリソウ、ドウダンツツジ、ウラジロヨウラクなどが次から次へと現れ、我々の目を楽しませてくれた。
 思っていたよりも長い急登を登り切れば、すぐに奥の院の鳥居が見えてきた。残念ながら頂上からの見晴らしは無い。そこで少し先の三角点のある頂上まで行ってみる。そこにもタムシバやイワウチワなどを見ることができた。
 昼食は少し下がった所にある北の社で食べることにした。そこからの武生、鯖江方面の眺望は見事だった。社の陰でゆっくり昼食を食べる。ちなみに僕は最近自分へのご褒美として韓国ラーメンを食べることにしている。
 下山の萱谷分岐までは傾斜が急で、このコース最難関である。特に雨の後なので滑りやすい。ひとつひとつ足場を探しながら慎重に下りる。荒谷コースの分岐までは時々ごつごつした岩があり油断できなかったが、西谷コースの分岐まではなだらかな散歩道で、僕が一番気に入っている所だ。
 問題はその先である。山道らしき跡はあるがあまり人が入っている様子はない。総じて歩きやすい道ではあるが、緩やかなアップダウンがあり、道はまだ先に続き何回もがっかりさせられる。 尾根道を延々と歩くが、なかなか先が見えない。 ようやく尾根の突端と思われる所にでると、そこから一気に下って行く。やっと部落に着いたと思ったら獣よけの金網に行く手を阻まれる。檻に閉じ込められて右往左往するライオンの気分だった。ひょっとして道を間違えたのかもしれないが、確認するためにもう一度このコースに挑戦する気にはなれそうもない。
    福井の山