石川の山   鞍掛山 (477.7m)
                    2021年9月12日(日) 曇り

  第一駐車場(8:20)→舟見平(8:55〜9:00)→鞍掛山(9:50〜10:05)→
 避難小屋(10:15〜20)→後山(10:25〜30)→避難小屋(10:35〜11:00)→
 鞍掛山(11:15〜20)→第一駐車場(12:35)

 この季節なかなか天候が安定しない。朝から小雨が降っていたが、久しぶりに4人そろっての登山なので車中は色々な話に花が咲く。
 駐車場に着くとすでに数台の車が止まっていた。雨もすっかり上がり、西ノ谷コースに向かう林道を快調に歩き始める。山道に入ると凍り付いている所があり、アイゼンを装着する。これで安心感が随分違う。
 舟見平に出ると堂々とした鞍掛山が正面に見えてくる。道は岩稜地帯に入りアイゼンもあまり効かないので慎重に登る。頂上に近づくとさらに勾配がきつくなるが、話をしながら登って行くとさして疲れも感じず、気が付くとなだらかなジグザグ道に変わっていき、間もなく頂上に着いてしまう。
 太陽は出ていなかったが、360度見渡すことができた。北側に続く山々、西側の加賀平野、柴山潟、そして日本海と、大パノラマが広がっていた。
 昼食には早かったので避難小屋まで降りて、後山に登る。小屋から5分で到達した頂上からも加賀平野を見下ろすことができた。避難小屋で昼食。小屋番らしいおじさんが炭をおこしていたので、温かく食事をすることができた。後になってその炭の上でイワシを焼いて、「こんな所で食べるとおいしいだろうな」とちょっとうらやましく思った。
 中ノ谷コースから下山するために再び鞍掛山の頂上を目指す。しかし、頂上にいた地元の人から中ノ谷コースは危険だから降りない方がいいと言われ、また避難小屋に戻り中ノ谷散策路を降りることにした。途中に行者岩という奇岩があったり、なめ滝に沿って歩くコースは特に危険個所も無く、快適に下山することができた。
    福井の山