福井県の山   丈競山1045m)浄法寺山(1053m

                    
2021年5月30日(月) 晴れ時々曇り

   じょんころ広場(8:50)→旧道合流点(9:25〜30)→大岩広場(10:05)
  →北丈競山(11:20)→南丈競山(12:00〜13:00)→浄法寺山(13:25〜35)
  →じょんころ広場下降地点(14:15)→林道(15:00)→じょんころ広場(15:55)

 今回は6人という多くの仲間が集まった。駐車場にはかなり多くの車が止められていた。前回1人できた時は1台しかとまっていなかったことを思えば太変な違いだ。この時期は残念ながら花は少ない。南と北の丈競山が見える地点でようやくミツバツツジが現れた。北丈競山直下の急登は前回とても苦しんだ覚えがあるが、今回は覚悟していたせいかあっさり頂上に着いてしまった。
 南丈競山への登り返しはかなりきつかったが、着いてみれば登山口から標準時間で歩くことができた。外で昼食を食べようと思ったが、日差しがきつかったので避難小屋の中で食べることにした。修復されていて、以前とはかなり雰囲気が変わっていた。小屋の中は涼しくて快適であった。  1時間ほど休んで、浄法寺山に向かう。なだらかに登って行く尾根道が見えて、雰囲気抜群である。少し先に進んで振り返れば、南丈競山の頂上の避難小屋がくっきりと浮かん見える。浄法寺山の頂上には展望台が建っている。報恩寺山、経ヶ岳、荒島岳などが見えるが、残念ながら白山は雲の中だ。
 冠岳への道は、両側から伸びた木々がトンネルを作っていて日よけの役割をはたしていて快適に歩ける。時々吹き渡る冷風が気持ち良い。いよいよじょんころ広場に降りて行く分岐に到着する。ここからは初めての道だ。いきなりロープで降下する。足元が赤土で滑りやすいので苦労する。しかもロープの急降下はどこまでも続いている。これだけ長くロープが張られた登山道は初めてだ。時々「キャー」という女学生のような声と笑い声が後ろから聞こえてきて、結構楽しんでいるように見える。ちょっとたくましく感じた。いったん途切れたロープが再び現れ、それは沢の出会いまで続いていた。
 沢に架けられた橋を2回渡ると林道に出た。長い林道歩きもよもやま話に花を咲かせれば、いつの間にか出発地点のじょんころ広場に戻っていた。

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