福井の山 文殊山 (366m) |
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![]() アイゼンをつけて出発。トレースがしっかりしており、アイゼンがしっかり雪をつかむので歩きやすい。結構急な階段もあっという間に通り越し、後は小文殊までは比較的なだらかな道だ。 少し進んだ所にある展望台からは福井市方面が見渡せる。新幹線の線路が蛇のようにうねって市内に潜り込んでいる。反対側周ると、三里山の後ろに端麗な形の日野山を見ることができる。 頂上からは、福井市とその右側にそびえる山々の、一段と広いパノラマが見渡せる。好天なので白山は白く輝いている。ベンチに座り、景色を見ながらの贅沢な昼食。太陽があるので少しも寒く感じない。 帰りは南井コースを降りることにしていたが、分岐から誰も南井に降りていない。さすがにどうしようか思案したが、何回か歩いているので思い切って南井に ![]() 標識が現れるようになると少し安心する。鹿の足跡があり、その上を歩くと少し楽だった。時々雪解け水で地面が見える所現れるようになったが、そんなところで転んだらお尻は泥だらけになってしまうだろう。登る時感じていた登山口近くの急登も、雪のためかいつの間にか通り過ぎていた。林の間から登山口のトイレが見えてくると、それに向かって真っ直ぐ降りて行った。少し怖い思いもしたけれど、思い出深い登山となった。 |