福井の山   越知山 (613m)
                    

          2024年2月23日 曇り

   花立峠登山口(10:10)→展望台(10:40〜45)→越知山(11:15〜20)
  →展望台(11:35〜12:05)→花立峠登山口(12:15)

 走行距離まだ70キロという新車で花立峠を目指す。「悠久ロマンの杜」まではきれいな舗装路だったが、そこを過ぎると杉の葉や小さな落石が路上にちらばり、急に悪路に変わる。おまけに車はノーマルタイヤを履いている。案の定吹き溜まりの雪にスタッグしてしまう。手で雪をかき分けたり杉の葉をタイヤの下に敷いて3人に押してもらい、ようやく脱出する。車は邪魔にならない所に止めて、峠まで歩くことにした。
 峠までは歩いても10分位だった。立派な標柱がある峠をから山道に入る。この時期葉っぱが落ちているので、周りを見渡せるのがいい。それほど急登の無い歩きやすい道を進むと広場に出る。誰も通っていないと思われる林道があるので、この広場は駐車場になっていたのかもしれない。
 広場からひと登りでコンクリート製の立派な展望台に着く。階段を上がって行くと、眼下に山並みや名も知らない町が広がっている。曇り空にしては視界はいいので、山名が書かれた新しい写真が山座同定に役に立つ。
 所々に雪が残った道を注意して歩くと、すぐに「殿池」に出る。夏ならば水草におおわれている時もあるが、今は澄んでいて池の底まで見える。鳥居をくぐって階段を登れば「室堂」と「護摩堂」の建物があるが、今はしっかり戸締りがしてある。「千体地蔵」、「神宝庫」を過ぎれば越知山の頂上である「奥ノ院」に着く。集合写真だけ撮って、昼食は展望台で食べることにした。
 久しぶりの4人の登山であった。メインの登山道は小川集落からなのかもしれないが、少々長くて単調だ。それに比べこのコースは変化に富んでいる。他のメンバーは初めてで、すこぶる満足していたようだった

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