平成26年 第1回  グリュッククラブ   青葉山692m) 

              平成26年4月20日(日) 曇り

   松尾寺登山口(11:05)→西峰(12:45〜14:25)→松尾寺登山口(15:30)

 昨年Oさんのリクエストで出かけたが、父危篤の知らせを受けてそのまま引き返した因縁の山であるが、肝心のOさんは腰痛のため欠席となった。福井県側の青少年旅行村コースからは2度登ったことがあったが、今回は時間の都合もあり京都の松尾寺(まつのおでら)からのコースをとることにした。 松尾寺は西国霊場第29番札所で、見るからに歴史を感じさせるお寺である。桜の古木が何本かあり、満開の時はさぞかしきれいなことだろう。渡り廊下をくぐれば登山口である。最初は太くて長い立派な竹藪が続く。間伐をしたのか多くの竹が切られてそのまま倒れていた。雪のためか途中から折れ曲がっているのもあり見栄えはあまりよくない。
 次に杉林が現れる。これは手入れが行き届いており、気持ちがいい。次の笹の広場を通り抜ければ、いよいよ本格的な登山道に変わる。白や紫の可愛い花が現れる。低山ではよく見かけるが、名前はわからない。ロープのある急坂が数か所あり、頂上近くでは梯子も現れ、今年初めての山にしては少し厳しかったかもしれない。
 何とか松尾寺の奥ノ院につくと双耳峰の一方の頂上である西峰はすぐである。すでに7,8人の登山客でにぎわっている。小屋に入り、うどんの昼食とする。少し冷えてきたので暖かい食べ物はおいしい。コーヒーまで飲んでゆったり過ごす。
 帰る用意をして、裏の大岩に上る。そこから若狭湾の大パノラマを展望できる。リアス式の海岸線は国定公園の名に恥じないものだ。
 帰路は同じ道をとったので、急坂が心配されたが、割とスムーズに降りることができた。和田でお風呂に入り、敦賀の「ヨーロッパ軒総本店」で夕食を食べて満足して家路についた


  福井の山