平成19年 グリュッククラブ 第2回  伊吹山(1377m) 

                          
7月22日(日) 晴れ

      3合目(9:55)→伊吹山(13:15〜14:55)→3合目(16:15)

 Uさんの次女の彼氏が滋賀県に住んでいるということもあって、今回は滋賀の山に登ることにした。ゴンドラから下りるとそこはユウスゲの大群落。ユリ科の花であるがニッコウキスゲよりひとまわり小さく、色は上品なうすい黄色である。濃いガスの中を歩き始める。
 5合目には売店があり、自動販売機まであるのにはびっくり。道はおだやかであるが登り一辺倒なので見かけより疲れる。Tさんの奥さんは日頃の孫の世話の疲れもあってかバテ気味だ。7合目を過ぎるとガスが晴れ、頂上部が見えてきた。しかし、道は傾斜を増し、ジグザグとなって頂上まで伸びている。さすが百名山、登る人も多い。
 われわれのペースにしびれをきかせた若い二人は、9合目で待っていた。かなり待ったはずだが、待っているのも楽しいのが青春時代というものだ。頂上は人であふれていた。軽装で歩いているのはバスでやってきた団体さんだ。
 木製のテーブルについて昼食。今回は何も作らず、めいめいが持ってきたお弁当だ。みんな食欲旺盛だ。日差しはきつかったが、風は冷たかった。満腹になった所で昼寝をし出す男性群、おしゃべりに精を出す女性軍。僕はお花畑を散歩した。赤や黄色や白い花が風に揺れていた。そのなかの主役は紫のアザミか。
 帰りはさすがに早い。誰も落伍するものもいない。帰りのゴンドラからはパラグライダーの優雅な姿がいくつも浮かんでいた。近くの「薬草の湯」に入って汗を流す。この公共のお風呂は洗い場が4つしかなく、しかもシャンプーが置いてないというのが難点。ただ、値段が300円と安いので文句も言えないか。
 長浜の街で焼き肉を食べ、満足して福井に向かった。