平成24年 第5回  グリュッククラブ   蛇谷ヶ峰901.7m) 

              平成24年11月18日(日) 曇り一時雨

   朽木いきものふれあいの里(11:15)→杉林・昼食(12:55〜13:25)→
  分岐(13:35)→蛇谷ヶ峰(13:50〜14:00)→スキー場との分岐・キムチうどん
  (14:10〜15:05)→朽木いきものふれあいの里(16:15)

 昨年の最後の登山に続き、今年も天候の関係で行き先を滋賀の山に変更した。ただ今回の山は福井県に近く天候の心配は解消されたわけではなかった。案の定ポツポツと雨が降り出したので、道の駅で相談することにした。朝市をやっていたからか、朽木の道の駅は車と人であふれていた。あまり雨がひどく降るなら、このまま進んで京都の大原へ行ってもいいと内心思っていたが、「せっかくここまで来たのだし、最後の登山なので雨でも登ろう」という男性陣の強い言葉に励まされ「朽木いきものふれあいの里」の駐車場に入る。雨は一段と激しくなってきたが、11時になるとぴたっと止んだので急いで準備にかかる。
 当初「カツラ谷コース」から登る予定をしていたが、「朽木いきものふれあいの里」の職員から危険な箇所があるので「与市谷コース」から登ることを勧められた。バンガローが建つ雑木林の中に入っていく。このあたりは紅葉が見ごろで気持ちがいい。広くなだらかな車道を落ち葉を踏んで歩くみんなの顔には笑顔があふれていた。
 車道から山道に入ると状況は一変。階段の急登の連続である。雨も降りそうでなく暑くなってきたので雨具を脱ぐ。紅葉の林の間から下の家並みが見える。このあたりまではまだ元気があったが、見上げれば果てしなく続く階段にだんだん足取りも重くなってきた。
 上に登るにつれて風が強くなり、寒さが身にしみる。お昼の時間が過ぎてきたので、何とか風をしのげる杉林の中でおにぎりを食べることにした。恒例のようにYちゃんからゆで卵、Hちゃんからソーセージが回ってきた。ありがたい。現金なもので、お腹を少し膨らませると元気が出てきた。「カツラ谷コース」との分岐までは意外に早く着いた。「カツラ谷コース」の入り口にはロープが張られていた。下りで迷った人がいたらしい。頂上までも思ったほどは時間はかからなかった。
 広い頂上には冷たい風が吹き渡っていた。正面に武奈ヶ岳やツルベ岳、そして谷の間から琵琶湖が薄く見えている。それも流れる雲にだんだん隠れてしまう。風が強いので一段下がった朽木スキー場との分岐の所でキムチうどんをする。寒かったので暖かいうどんは格別の味だった。
 すぐ近くの「グリーンパーク想い出の森」で温泉に入る。想像以上の立派な施設で、冷えた身体がほっかほっかでつるつるになった。福井に戻り、カツとじ鍋で最後の仕上げ。今年は今までで最高の5つの山を制覇したことに乾杯!