|
平成３０年 グリュッククラブ 第５回登山 駒ヶ岳（７８０.１ｍ） |
|
森林公園（１１：２０）→登山口（１２：０５）→駒ヶ岳（１２：５５〜１３：５５）→ |
|
天気予報は全国晴れマークなのに、唯一福井だけが雨だった。実際朝から雨が降り続いている。ところが詳しく見てみると嶺南地方は晴れだった。ここは迷わずに出発だ。 熊川宿の道の駅でトイレ休憩をとり、建設中の河内ダムの付け替え道路を走る。眼下はるか遠くに、ダンプカーや建設機械が見える。想像以上に底が深い。突き当たりから舗装されていない林道に変わる。荒れた道に、皆から不安の声が上がる。途中に京都ナンバーの車が停車していたが、僕らは少し先の森林公園下の広場に車を止める。 森林公園は、かつてはにぎわっていたのだろうが、今は朽ちて無残な姿をさらしている。芝生におおわれた気持ちの良い林道を歩き始める。公園を過ぎると道は下り始める。必ず登り返さなければならないのはわかっているので、あまり嬉しくない。途中には、倒木が道をふさいでいる個所が数カ所あった。後ろから来たバイクが上手に避けていったが、結局引き返していった。 「登山口」の標識からいよいよ山道になる。ただ、この山の登山道はすでに破壊されており、うっかりすると迷ってしまう。踏み跡と赤いテープを慎重に追っていかなければならない。途中で会った京都の人がピンクのテープを頻繁につけてくれたのでありがたかったが、一カ所間違った所に誘導されてとてつもなく急斜面を登る羽目になった。実際は左  手の尾根に取付かなければならなかったのに、直登したからだ。なんとか稜線にたどり着いたが、頂上はまだ先だ。様子を見ようと、少し先に行ってみたが、頂上と思しき所からまださきがあった。皆が疲れていると思い、ここで昼食にして、ひと休みしてから空身で頂上に行けばいいと思ったが、皆は「頂上まで行ってしまおう」と元気に先に行く。最近ひ弱になったように思えたグリュッククラブはまだまだ健在だった。 頂上には二組のグループが休んでいた。「高島トレイル」を縦走中なのかもしれない。頂上からは琵琶湖方面だけ開けていて雄大な景色を目の当たりにすることができた。温かいおでんとコーヒーが疲れを忘れさせてくれる。 帰路河内のトロン温泉で疲れを癒し、小浜の「かねまつ」で新鮮な海鮮丼を食べ、満足満足の一日だった。 |
