平成27年 グリュッククラブ 第4回登山 日光白根山(2578m) |
ゴンドラ山頂駅(8:55)→七色平分岐(9:30)→日光白根山(12:00〜35) |
![]() 朝、今日の昼食がないことに気づき、中禅寺湖のコンビニまで行こうと、6時半ごろ車を走らせた。雲一つない青空のせいか、駐車場は満杯。なんと中禅寺湖近くでは渋滞が始まっていた。戻れなくなるといけないので、あわててUターンする。今日はお菓子で昼食としなければいけない。 サマースキーの大会の影響もあってか、丸沼ロープウェイの手前の駐車場は満杯で、われわれは奥の駐車場にまわらなければならなかった。ゴンドラからは丸沼や、菅沼、そして素晴らしい紅葉を見ることができた。ゴンドラを降りると、目の前に日光白根山が逆光に耀いていた。 七色平分岐まではほとんど勾配が無く、シラビソの林の中を快適に歩く。かすかに木の匂いがして、森林浴をしていることが実感として感じられる。そこから森林限界の所まではほぼ急登の連続で、このコース一番の難所であった。たまに林の間から雄大な景色を見ることができたが、ひたすら木の根が張り出した登山道を歩く。 ![]() 森林限界を超えると、赤茶色の頂上部が現れ、この山が火山の山であることがわかる。見上げると登山者の列が蟻のように続いている。細かい砂礫の道はずるずると滑りやすいが、足を上げなくてもいい分これまでよりも歩きやすい。ようやく外輪山の肩に出ると目の前にクレーターが現れ、昔の火口であったことが推測される。だが、頂上はまだ先である。いったん下って厳しい岩場を登り返さなくてはならないので、ここから先に行くのは希望者だけにした。TさんとYちゃんが志願したので3人で行くことにした。 頂上近くで怖い思いをする所はあったが、心配するほどの絶壁ではなかった。白根山の標柱の前で写真を撮り、雄大な景色を堪能する。青い中禅寺湖と堂々たる円錐形の男体山、そして足元には緑色の五色沼が輝いていた。反対の峰では残っている人たちが、われわれに向かって手を振ってくれていた。高さはほぼ同じなので、彼らも頂上に達したとみなしても一向に構わないだろう。 |