平成25年 グリュッククラブ 第1回 小谷山494.5m)

                          4月21日(日) 晴れ

  車道終点(10:20)→山王丸跡(11:10)→小谷山(11:45〜12:40)
 →山王丸跡(13:00)→→車道終点(13:30)

 前回訪れた時は雨が激しく、結局登ることができなかった。今回も前日からの雨で心配したが、車を走らせているうちにみるみる空が明るくなってきた。前回はNHKの大河ドラマ放送中のことであり観光客であふれていたが、今回は駐車場も閑散としている。
 最初に来た時に、中腹まで林道を登った記憶があったので、とりあえず行ける所まで行こうと思い、山の中に入って行った。車はどんどん高度を上げていく。登る距離が短くなるので、みんなは大喜び。車道の終点には数台の車が駐車していた。山道にそって大きな案内板があり、その隣が「番所跡」である。当時の様子を示す図があり、イメージをしやすい。これもテレビ放送のおかげか。
 「馬洗いの池」には水が枯れずにあり、当時の様子がしのばれる。「桜馬場」の上部に浅井氏の供養塔がある。一番広いのが「大広間跡」で桜の大木が何本もそびえており、見ごろであればきっとすばらしいことだろう。「本丸」はうっかり通り過ぎてしまったが、帰りにゆっくり見ることができた。「刀洗池」はくぼみができていて、かろうじて往時をしのぶことができた。「山王丸跡」の南側から伊吹山がきれいに見えていた。
 「山王丸跡」を過ぎると急坂を下ることになる。目的が向こうに見える山だと知ると、みんなからため息が漏れる。丸太の階段を登り返す。結構急な階段が先が見えないくらい続いている。「あと何メートル」の標識に励まされて着実に登っていくと、小谷城のある山並は遥か下に見えていた。
 ようやく小谷山(大嶽城跡)に着き、お待ちかねの昼食。いろんな食べ物やお菓子が飛び交う。途中で会った名古屋からのグループも到着してますますにぎやかになる。最高齢の人は80歳を過ぎているらしい。帰りにもう1つの山に登るらしく、われわれの前に下山して行った。  帰りはあっと言う間に駐車場に戻ってきてしまう。時間的にも早かったので、彦根ICまで行って、「クレフィール湖東」の「至福の湯」につかり至福の時を過ごした。