平成19年 グリュッククラブ 第1回  大嵐山(1204m) 

                          
5月13日(日) 晴れ

      百合谷駐車場(10:00)→水芭蕉(10:20〜30)→頂上(11:35
      〜12:50)→百合谷峠(13:20〜25)→百合谷駐車場(13:50)

 グリュッククラブの第一回の登山。水芭蕉も見られて手頃な山と言うことで、大嵐山に登ることにした。天気が心配されたが、幸いにも一日持ちそうな感じだった。
 取立山の水芭蕉は今が見頃と新聞に載っていたが、大嵐山の水芭蕉は残念ながら少し盛りが過ぎていた。白い可憐な花もあったが、おおかたは葉っぱが大きくなりすぎていた。でも、このあたりでは取立山に次ぐスケールではないだろうか。視線を低くすれば大群落に見えた。駐車場から近いとあって、軽装で登っている人も多い。
 百合谷峠まで戻り、左折して大嵐山に向かう。やっと山らしい道に変わった。15分ほどで気持ちの良いブナ林に出た。「森林浴の森」と言われている。新緑にさわやかな風が渡り、休憩にはもってこいの場所だった。にぎやかな女性のグループが「水芭蕉はどこですか」と聞いてきた。僕らの後 に付いてきてしまったようだ。
 平坦な道はすぐに急登に変わった。かなりの勾配で登るにつれて足場も悪くなり、「まだか」コールが始まる。「もうすぐ」といってもなかなか信じてもらえず(何度もだまされているので)みんなの不満はつのるばかり。ただ、上を見ればタムシバの白い花が、下を見ればイワカガミのうすいピンクの花が咲いていて僕らを慰めてくれる。
 やっとのことで頂上には着いたが、いつもの頂上とはイメージが違い、拍子抜けした感じ。大きな杉の木が林立していて、足下は木の根でおおわれている。視界は唯一白山方面が開かれているが、今日は頂上部が見えない。でも、ラーメンを作れば「おいしい、おいしい」と言って食べてくれ、みんなの心も満足したようだ。
 帰りに白峰の「展望の湯」に入る。お湯は天然温泉100%の源泉白峰温泉を使用していて、肌がつるつるになる。そして、仕上げはカツで、今日も楽しい一日でした。