平成29年 第2回  グリュッククラブ  小佐波(おざなみ)御前(おまえ)(754.2m)

              平成29年5月14日(日) 晴れ

   小佐波御前山登山口(10:30)→小佐波御前山(11:30〜12:50)→小佐波御前山登山口
  (12:50)

 富山にいる娘を訪ねようと、第2回のグリュッククラブの山行として、娘のアパートから比較的近いこの山を選んだ。猿倉山森林公園の駐車場に車を止めて風の城や御前山を経由して登るのが普通だろうが、時間の関係もあるので、小佐波御前山登山口まで車で行くことにした。想像以上に狭い道だったので、Uさん自慢のワゴン車が傷まないか心配だった。
 林道終点の広場は満杯だったが、ちょうど出る車があったので、運よく止めることができた。富山市民に人気の山らしく、次から次へと登山客が登ってくる。よく手入れされた「ふるさとの道」を歩き始めるとすぐ「獅子ヶ鼻岩」に出る。切れ落ちた岩稜の先に、天を突き上げるような岩峰があり、その先に神通川と小さな街並みが見える。圧倒される高度感に足がすくむ。
 本道に戻って、新緑が天井のように続く気持ちの良い道を歩くと、右手にまた岩稜が現れる。岩の上に登れそうだったが、危険そうだったので引き返す。時々登山道わきにミツバツツジが現れる。濃いピンクや薄いピンクなど、少しずつ異なった色をしている。今回初参加のTさんの孫は小学6年生で、さすがに足が軽く、どんどん先に行ってしまう。
 やがて小佐波御前山の穏やかな頂上部が見えてくる。しかし長い階段が続き、どの山も頂上直下は急登だ。山頂台地に三角点があるが、頂上広場はもう少し先だ。すでに多くの人が食事を楽しみながら談笑していた。食事場所に適してるか偵察するために、展望台まで行ってみたが、小さな広場から山々がかすんで見えるだけだった。戻って山頂広場で食事をすることになった。牛肉の入った野菜炒めだ。自然の中の食事はやっぱりおいしい。
 帰路、八尾の「ゆうゆう館」で風呂に入り、婦中に住む娘のアパートを訪問する。福井に戻りいつもの食堂でいつものメニューを堪能すれば、満足満足の一日であった。