令和元年 第1回  グリュッククラブ   三里山346m 

                          
  5月12日(日)晴れ 

  中新庄登山口(10:50)→泰澄の霊水(11:35〜40)→三里山(12:20〜13:30)
  →泰澄の霊水(14:00)→中新庄登山口(14:30)

 4月の初めに下見に行った時は、花筐(かきょう)公園から登った。孫桜や淡墨桜といった名所もあり、何と言っても南三里山からの展望が抜群であったが、急な階段が続くので中新庄から登ることにした。
 頑丈な獣除けのフェンスのゲートを開けて登山を開始する。シャガの群落が我々を迎えてくれる。道端の地蔵にもシャガの花が飾ってある。杉林の平坦な道から急な山道に変わっていくが、道はジグザグにつけられているので思ったほどつらくはない。やがて、泰澄大師の像が立つ泰澄の霊水に到着する。小さな石仏が13体半円を描くように並んでいる。
 しばらく進むと小さな神社が片隅に立つ広場に出る。権現寺があった所だ。昔は参拝者でにぎわっていたそうだが、今はその面影はない。鮮やかなピンクのツツジと白いツツジが印象的だ。
 行く手が明るくなってくると花筐公園からの道と合流する中新庄分岐に着く。大体中間地点だ。左手の道を進んで行くと、三里山の頂上部が見えてくる。かなり遠くに見えて、落胆の声が聞こえてくる。しかし尾根道は割と平坦で、所々に擬木の階段がつけられていて整備が行き届いている。頂上に着いてからも、みんなの表情には何となく余裕が感じられる。
 今日の昼食はカレーライスだ。レトルトのカレーではあったが、珍しく欠席したYちゃんからの芋煮やゆで卵も添えられて、なかなか豪華な食事となった。ただ、いつもよりご飯の量が多く、食べ過ぎで苦しい思いをした人も数名(?)いたかも。「ラポーゼかわだ」で温泉に浸かり、久しぶりのカツに舌鼓を打ち、大満足の一日だった。


        福井の山