権現山 (996m)

                      平成21年7月4日(土) 晴れ

  駐車場(10:05)→(たいら)登山口(10:15)→アラキ峠(10:50〜55)
 →権現山(11:30〜40)→ホッケ山(12:05〜15)→小女郎ガ池
 (12:40〜13:15)→坂下(14:55)→駐車場(15:45)

 M先生と今年3回目の湖西の山である。登山口がわかりにくく、平の部落の前を2〜3回行ったり来たりしてしまった。車をトンネルの手前の道路脇のスペースに止め、花折峠へ続く旧道に入れば、すぐに登山口が現れた。手入れの行き届いた杉林の中を歩く。やがて雑木林に変わり尾根に出ればそこがアラキ峠だ。折立山はそこからすぐであるが、見晴らしもよくないということなので先を急ぐことにした。
 尾根には出たものの杉林の中の結構きつい道であった。高い木がなくなると展望が開けそこが権現山の頂上だった。眼下には少しガスのかかった琵琶湖が望めた。琵琶湖大橋が川のようにくびれた所にかかっている。権現山に着いた時間によって引き返すことも考えていたが、時間的には何とか回れそうだった。
 木のないすり鉢を伏せたようなホッケ山の頂上が「早くおいで」と言っているようだ。いったん下ってシロヤシオのトンネルをくぐっていくと、笹の中に左から回り込むように頂上に続く道が見える。最後の急登だ。ホッケ山の頂上は風が強く太陽もなかったのでとても寒く長居はできなかった。
 そこからの道はほぼ平坦な見晴らしの良い笹の中の道で、このコース随一の気持のよいところだった。前方には蓬莱山のスキー場のリフトが見える。小女郎峠に降りる所に3体の仏像があった。その向こうには子女郎ガ池が見えている。
 子女郎ガ池は2回目だ。前回はグリュッククラブのメンバーとロープーウェーで打見山に登り、スキー場を通ってここまでやってきたのだった。池の周りに背の高い草が生えていて、面積が小さくなったように感じた。
 帰路は池を左に巻くように進み、雑木林の中に入っていく。途中と坂下部落の近くに立派な杉林があった。ただ降りるばかりの長い道はM先生の足にはこたえたようで、最後の方ではかなりつらそうだった。坂下部落の屋根が見えた時はほっとしたが、そこから国道に出るのが結構長く、車まで戻るのにはさらに30分ほど歩かなければならなかった。M先生には道路脇で待っていてもらい、早足で車に戻った。トンネルが3つもあり結構きつかった。