花の白山       

           2023年7月18日 晴れ時々曇り

  別当出合(6:45)→中飯場(7:30〜35)→別当覗(8:20)→甚之助避難小屋
 (9:15〜30)→南竜分岐(10:00)→エコーライン入り口(10:25)→弥陀ヶ原
 (昼食11:45〜12:10)→黒ボコ岩(12:25)→南竜分岐(13:25〜30)→
 甚之助避難小屋(13:50)→別当覗(14:30)→中飯場(15:05〜10)→
 別当出合(15:50)

 2年前に白山に登った時、あまりにも沢山の高山植物が咲いていたので、あの光景をもう一度見たくて、今回は花を見るだけの山行となった。この時期はシャトルバスに乗り換える必要はないので、上の駐車場まで行くことができる。6時半ごろ駐車場に着いたが、すでに満杯に近かった。
 さっそくラッパがいくつも付いた背の高いウバユリが現れる。別当覗を過ぎるとゴゼンタチバナやミヤマキンポウゲがなどが現れる。南竜分岐までにはカラマツソウ、ヨツバシオガマ、ヤマハハコ、オトギリソウ、などを見ることができる。
 エコーラインの入り口までには、何と言ってもハクサンフウロの群落だ。前回見られたコバイケイソウは全く姿を消している。そして、弥陀ヶ原の入り口までが今回のハイライトだ。特にニッコウキスゲ、チングルマ、ハクサンコザクラの群落はかつて見たことも無い規模で広がっていた。クロユリは草の中に隠れていて、うっかりすると見過ごしてしまいそうだった。
 前回ハクサンコザクラなどが見られた弥陀ヶ原には全く花が無かった。黒ボコ岩から小さな橋までの急坂にはいろんな花が混ざり合って咲き誇り、白山のすべての花を全部見られるほどであった。ただしクルマユリはここだけでしか見ることができなかった。
  ビデオを撮りながらゆっくり歩いたのでかなり時間がかかり、体力的にも楽ではなかったが、夢の中に出てくるほどたくさんの花を見ることができたので、それだけの価値はじゅうぶんある満足な一日だった。